鎌倉殿の13人:静御前「しづやしづ」は想像で 石橋静河「今まで私がやってきたことが生かされた」

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で静御前を演じた石橋静河さん (C)NHK
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で静御前を演じた石橋静河さん (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第20回「帰ってきた義経」が5月22日に放送され、石橋静河さん演じる静御前が、頼朝(大泉洋さん)や義時(小栗さん)、御家人の前で覚悟の舞を披露するシーンが登場した。

 ドラマの公式ツイッターでは、石橋さんの音声コメントが公開。「白拍子はもちろん映像では残っていないし、絵でも残っていないと思うんです。だからどういう動きをしていたのかというのは、本当のところは誰にも分からない。だけど、静御前が『しづやしづ』と歌いながら舞ったというのはほぼ史実だということが文献に書かれているので、その踊りの部分っていうのは『こうだろう』と想像で進めていきました」と振り返る。

 「刀や扇、烏帽子(えぼし)など男っぽい扮装をした、すごくりりしい踊りなのですが、それがもっと日本舞踊に近いような、はんなりした女性らしい動きだったら、西洋の動き、ダンスとは全く違うのでそれはそれで難しかったと思うんです。でも今回は足を蹴り上げるなど、派手な動きがけっこうあったので、それは今まで私がやってきたことが生かされていたかなと思いますし、『こんな踊りを昔の女性がやっていたんだ』っていうのはすごく驚きで、新鮮でした」と語った。

 第20回では、京を離れ、奥州へ逃れた義経(菅田将暉さん)。しかし、温かく迎え入れてくれた奥州の覇者・藤原秀衡(田中泯さん)が程なく死去。これを知った義時は、状況を探るため平泉行きを志願するが、義経の才を恐れる頼朝は、藤原国衡(平山祐介さん)・泰衡(山本浩司さん)兄弟の仲の悪さにつけ込み義経を討つように冷たく命じる。

 善児(梶原善さん)を連れ、平泉へと向かった義時は、静御前(石橋静河さん)の“その後”を義経に聞かせ、鎌倉への憎しみを燃え上がらせる。それを知った上で、義経は「この首で平泉が守れるなら、本望」と、頼朝から平泉を守りたい泰衡に自ら討たれる道を選ぶ。さらに義経は義時に、一分の隙(すき)もない鎌倉攻略法を明かすと、梶原景時(中村獅童さん)に宛てた文に記して託す……。

 文治5(1189)年6月13日、義経の首が鎌倉へと届けられる。首桶を前に頼朝は「九郎、よお頑張ったな。さあ話してくれ。一ノ谷、屋島、壇ノ浦。どのようにして平家を討ち果たしたのか。お前の口から聞きたいのだ。さあ」と話しかけると、「九郎、九郎、話してくれ、九郎、九郎~。すまぬ、九郎、九郎」と泣き叫んだ。

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