ちむどんどん:「明日はきっといい日になる、と思うことが大事」 “気付いたら常連”田良島さんの言葉に視聴者「最高でした」

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第49回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第49回の一場面(C)NHK

 黒島結菜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第49回が6月16日に放送され、東洋新聞学芸部のデスク・田良島(山中崇さん)の言葉に注目が集まった。

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 第49回では、暢子(黒島さん)が、「アッラ・フォンターナ」の料理長・二ツ橋(高嶋政伸さん)の昔話から、オーナー・房子(原田美枝子さん)の思い人が、鶴見の沖縄県人会会長・三郎(片岡鶴太郎さん)ということを推察する。

 下宿先の居酒屋「あまゆ」で、そのことを、将棋を指していた店主の順次(藤木勇人さん)と田良島に伝えると、順次はすでに知っていたようで、「まだ戦争が始まる前、あの2人は結婚するはずだだったらしいよ」と話す。

 しかし、順次はそれ以上詳しいことは分からないようで、暢子が「なんで(聞かなかったの)?」と問う。そこに田良島が割って入り、「分かってても、分かってないふりをした方がいいこともある」とポツリ。

 続けて、「世の中は不公平で理不尽なことがたくさんある。時代の流れで思わぬ方向に人生が変わってしまったり、ほれ合ってるのに結ばれないなんてこともある。頑張れば必ずハッピーエンドになる!わけでもない。頑張っても頑張っても、どうにもならないことがあるのが人生。だけどね、明日はきっといい日になる、と思うことが大事。何があっても諦めないで、どうすれば少しでも楽しく、希望を持って生きていけるか。料理作りも、新聞作りも、そんな思いを込めてやってるんじゃないかな」と語った。

 暢子はこの言葉を聞いて、最近塞ぎがちな妹・歌子(上白石萌歌さん)に思いをはせるのだった。

 SNSでは「田良島さんいいこと言う」「ほんと名言」「(田良島さんがあまゆで)漫然と将棋を指しながらとにかくいいことをいう係になるとは、わたし想像もしなかったさ〜」「気付いたらあまゆの常連になっているお姿もよき」「田良島さんが最高でした」といったコメントが並んでいた。

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