福士蒼汰：「THE HEAD」Season2で海外ドラマ初出演　念願かない「非常にうれしかった」

　俳優の福士蒼汰さんが、欧州有数の映像製作会社「THE MEDIAPRO STUDIO」による国際連続ドラマ「THE HEAD」Season2のメインキャストとして出演することが6月22日、発表された。福士さんが海外ドラマに出演するのは今回が初。これまでも海外作品のオーディションを受けてきたことから「念願の海外作品だったので、非常にうれしかったです」とコメント。2023年に世界同時放送＆配信され、日本では動画配信サービス「Hulu」で独占配信される。

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　「THE HEAD」は、エミー賞も受賞した世界的ヒットドラマ「HOMELAND／ホームランド」のラン・テレムさんが製作総指揮を担当。2020年6月から世界公開されたSeason1には山下智久さんがメインキャストとして出演し、南極の科学研究基地を舞台にした“極限サバイバルミステリー”が描かれた。

　Season2は、太平洋を航海する「ある科学ミッションを担った巨大貨物船」が舞台。日本以外からは、レバノン人のホヴィク・ケウチケリアンさん、アイルランド人のモー・ダンフォードさん、スウェーデン人のジョゼフィン・ネルデンさん、英国人のリヴィア・モリスらが出演する。福士さんの役柄は、今後発表される。

　福士さんは、全編英語のせりふに加え、オール海外ロケに初挑戦。撮影はすでにスペインでスタートしており「最初は緊張もありましたが、プロデューサーやキャストの皆さんとお会いして、気持ちが少しずつリラックスしてきたと思います」と話す。

　続けて「スペイン人のスタッフの皆さんもすごく心が温かいですし、キャストの皆さんも『みんなで何かやろうよ。プールに行こうよ』と、どんどん話しかけてくれて、日常的なことも一緒に楽しめています。その一方、撮影は撮影で皆さん真剣に取り組んでいるので、すごく気持ちのいい現場です」と明かした。

　テレムさんは「蒼汰は私たちが求めているカリスマ性、明るさ、遊び心、感受性、ウィットなどをもたらしてくれると感じました。蒼汰とのやりとりを通して、今回の重要な役にピッタリだと確信を持ちましたし、多国籍な制作現場に対する熱意も感じられ、彼をキャスティングしました」と語った。