ディズニー/ピクサーの劇場版アニメーション「トイ・ストーリー」シリーズの人気キャラクターであるバズ・ライトイヤーの原点を描く「バズ・ライトイヤー」(アンガス・マクレーン監督)が、7月1日に公開される。ディズニーのインタビュー企画として、ファンから「顔がバズに似てる」といわれているお笑いコンビ「藤崎マーケット」の田崎佑一さんと、初めて四つんばいになって激しく泣いた映画が「トイ・ストーリー3」(リー・アンクリッチ監督、2010年)だったという相方のトキさんに、作品鑑賞後に話を聞いた。
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「バズ・ライトイヤー」は、「トイ・ストーリー」のアンディ少年が人生を変えるほど夢中になった映画という設定で、有能なスペース・レンジャーとして活躍するバズの姿を描く。バズは自身の力を過信したため、1200人もの乗組員と共に危険な惑星に不時着してしまう。はるか遠い地球に帰還するため、危険な航行に何度も挑み、降り立ったのは“62年後の世界”だった……というストーリー。
同作の日本語吹き替え版には、「藤崎マーケット」の同期である「かまいたち」の山内健司さんが、バズの相棒として登場する猫型の友達ロボット、ソックスの声優を務めている。トキさんは「タイミングが悪いことについ最近、一日中ずっと一緒にいたので、(見ていて)山内がちらついてしまって大変でした。中盤以降からはソックスとして見ていたんですが、そのうまい感じが腹立ちましたね」と嫉妬心をあらわにしていた。
田崎さんは、今作を鑑賞して「昔からバズに似ているといわれ、今回の映画は俺やんけと思う場面が何シーンもあって、自分が出ているように思えてうれしかったです」と笑顔を見せる。トキさんは「ただただかっこよかったですね。バズ・ライトイヤーにこんなに深い話があったなんて……。また『トイ・ストーリー』から見たら、目線が変わってくるのかな」としみじみ。
田崎さんはツイッターのアイコンが、バズの服装になっており、「ある企画でトキがバズ・ライトイヤーの扮装(ふんそう)を段ボールで手作りしてくれたんです。ツイッターを始めた時(2010年4月)からずっとあのままなんです」と明かす。10年以上、そのアイコンのままだったが、これまで仕事に結びついたことはなかったといい、「やっと今回来ました、10年以上かかりました」と苦笑する。
トキさんは、YouTubeで解説動画を見たことをきっかけに相対性理論にハマっているといい、バズたちが“62年後の世界”に降り立つ今作について「ディズニー/ピクサーって家族向けの印象ですが、すごく大人な部分もあって。宇宙のひずみとかも面白かったです」と感想を語った。
また、映画の注目ポイントとして、トキさんは「一言だけいうなら“モーのペン”。『これか!』ってなります」と意味深に語り、田崎さんは「自分の仲間や青春時代と重なると思いますよ」とアピールしていた。
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