永野芽郁:TBS火曜ドラマ「ユニコーンに乗って」スタート 「頑張るすべての人の背中を押したい」

連続ドラマ「ユニコーンに乗って」で主演を務める永野芽郁さん(C)TBS
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連続ドラマ「ユニコーンに乗って」で主演を務める永野芽郁さん(C)TBS

 7月5日からスタートする連続ドラマ「ユニコーンに乗って」(TBS系、火曜午後10時)で、主演を務める女優の永野芽郁さん。仕事と恋に奮闘するスタートアップ企業の若きCEO(最高経営責任者)、成川佐奈を演じる永野さんは、同局の連ドラ初主演。「TBSさんの火曜夜10時枠は、仕事に頑張り、恋に頑張る女性を描くドラマだと思っていたので、そこに自分が出演できるのは単純にうれしかったですし、私もその枠に出演できる年齢になったんだって思いました」と話す永野さんに、今作への意気込みを聞いた。

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 ドラマは、「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」「NightDoctor(ナイト・ドクター)」(共にフジテレビ系)などの大北はるかさんのオリジナル作。自ら起業した教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」のCEOを26歳の若さで務める成川佐奈のもとに、ある日突然、会社の雰囲気とは全く異なるおじさんサラリーマン・小鳥智志(西島秀俊さん)が転職してきたことで、佐奈の仕事や恋の環境が一変して……というストーリー。佐奈のビジネスパートナー・須崎功役で杉野遥亮さんも出演する。

 永野さん演じる佐奈は、貧しい家庭に育ち、満足な教育環境に身をおけなかった過去をバネに、高卒から独学で勉強。23歳という若さで「ドリームポニー」を起業した。評価額が10億ドル以上、設立10年以内の非上場のベンチャー企業を指す「ユニコーン企業」になることを目標としている。

 “CEO”という役職に「最初は戸惑いがあった」と振り返った永野さん。「私が会社を引っ張っていく立場にふさわしい女性像を演じられるのか?と思いましたが、佐奈はそこまでCEO然としていなくて、『みんなで一緒に頑張ろう』と思わせられる魅力がある女性。なので、CEOにはあまりとらわれすぎずにできるかなと思いました」と話す。

 過去をバネにして、現在につなげる佐奈の強さも魅力に感じているといい、「完璧な女性ではないし、失敗もあるけれど、前に進める強さもある。同世代の女性として見ていて、『こういう人が成功するのかも』と思います」と続ける。

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 撮影現場について、「みんなでぎゅっとまとまって、楽しく会話してお芝居する時間と、そうじゃないときはそれぞれやりたいことをやったりと居心地の良い現場です」と話した永野さん。

 中でも、佐奈が高校時代から憧れ、起業するきっかけを作った大手通信会社「サイバーモバイル」のCEO・羽田早智(はねだ・さち)を演じる広末涼子さんについては、「本当に明るくて、気さくな方」と印象を明かし、「どれだけ長いセリフがあるシーンでも、『芽郁ちゃんなら大丈夫だよ』って励ましながらやってくださるので心強いです。私も広末さんに憧れるし、佐奈も早智さんにも憧れます」と笑顔を見せる。

 そんな永野さんは、忙しい撮影の合間には、友人からもらったルームスプレーの香りに癒やされているという。「『リフレッシュにいいよ~』ってもらったものがすごく良い香りで。ちょっと頭が疲れてきたなと思ったら、楽屋に行って、“シュッシュッ”ってやって。香りに癒やされています!」と明かしていた。

 最後に、「このドラマを見てくださった、頑張るすべての人の背中を押したいと思う」と話した永野さん。「夢って漠然としすぎていて、持つべきものなのかな?って思ったりもしていましたけれど……夢を持つことのすごさや、夢を持っている人ってこんなに輝いてみえるんだな、かっこいいんだな、って再認識してもらえるドラマに出会えたなと私は思っています」と語っていた。

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