注目ドラマ紹介:「六本木クラス」 大ヒット韓流「梨泰院クラス」リメーク 竹内涼真が下剋上に生きる

連続ドラマ「六本木クラス」の一場面(C)Kwang jin /tv asahi
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連続ドラマ「六本木クラス」の一場面(C)Kwang jin /tv asahi

 大ヒットした韓国ドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」をリメークし、俳優の竹内涼真さんが主演する連続ドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系、木曜午後9時)が7月7日に始まる。「梨泰院クラス」のパク・セロイ(パク・ソジュンさん)にあたる主人公・宮部新(みやべ・あらた)を、竹内さんが演じる。

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 ドラマは「梨泰院クラス」の原作(マンガ)の設定を日本版に翻案したマンガ「六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~」が原作。日本最大の巨大外食産業「長屋ホールディングス」によって絶望のふちに立たされた新が復讐(ふくしゅう)を誓い、下剋上に生きる姿を全13話で描く。連続ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)シリーズや「私の家政夫ナギサさん」(TBS系)などを手掛けた徳尾浩司さんが脚本を担当。初回は10分拡大で午後9時~同10時4分に放送される。

 新木優子さん、平手友梨奈さん、香川照之さんらも出演する。 新木さんは新の同級生で初恋の人。後に長屋ホールディングスで働くが、敵対する新との間で気持ちが揺れ動く楠木優香(くすのき・ゆうか)を演じる。

 平手さんはIQ162で運動神経も抜群、高校3年生にしてフォロワー76万人を誇るインフルエンサーで、新と出会い、人生が変わり始める麻宮葵(あさみや・あおい)を演じる。香川さんは新の宿敵で長屋ホールディングス会長・長屋茂を演じる。

 なぜ、リメークの舞台が、東京を代表する「夜の町・六本木」なのか。

 竹内さんは「東京の夜のネオン、光は、やっぱり東京にしかないものもある。美しさもあり、ちょっと怖さもあり……。忙しく人が流れる中で、キャラクターが楽しく一生懸命生き抜いている姿が面白いんじゃないかなと思います」と制作側の狙いを代弁する。

 さらに「一番見てもらいたいのは、東京の六本木という地で、街中で撮影できる醍醐味(だいごみ)ですね。東京のど真ん中の地名が題名になることってなかなかないんです」とアピール。「彼(新)が降りかかってくるさまざまな困難にどのように打ち勝ち、人間くさくもがいていくのか……それが一番面白いところかなと思います」。竹内さんはそう訴える。

 ドラマの初回は2006年秋。高校生の新は警察官になることを夢見ながら、長屋ホールディングスに勤める父・信二(光石研さん)と仲良く暮らしていた。信二の本社栄転に伴い、新は転校するが、級友の桐野(矢本悠馬さん)が長屋ホールディングスの御曹司・龍河(早乙女太一さん)からいじめられているところを目撃。父親の権威を笠に着て、傍若無人に振る舞う龍河に対し、新は我慢できず鉄拳を見舞う。

 「土下座すれば許してやる」という龍河の父・長屋茂(長屋ホールディングス会長)を無視して、新は退学。信二も退職して新しい人生のスタートを切ろうとするが、新たな事件が親子を待ち構えていた。

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