テッパチ!:“武藤”一ノ瀬颯の過去が明らかに 第一班の“特訓”に「愛があるからできる荒療治」の声(ネタバレあり)

連続ドラマ「テッパチ!」第3話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「テッパチ!」第3話の一場面(C)フジテレビ

 俳優の町田啓太さん主演の連続ドラマ「テッパチ!」(フジテレビ系、水曜午後10時)の第3話が7月20日に放送された。武藤一哉(一ノ瀬颯さん)が抱える暗い過去を乗り越えるため、国生宙(町田さん)ら第一班の面々が特訓を行い、視聴者から「熱い!」と話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 陸上自衛隊を舞台に、青年たちの成長と熱い思いを描くオリジナル作。挫折を経験し、“やけっパチ”な人生を送る宙が、生半可な気持ちで入隊した陸上自衛隊で、身を守る鉄帽“テッパチ”をかぶるにふさわしい一人前の自衛官を目指す。2部構成で、第1部では候補生としての姿、第2部では本隊に配属され、現場での任務に当たる姿を描く。

 第3話では、陸上自衛隊の自衛官候補生として厳しい訓練を続けている宙や馬場良成(佐野勇斗さん)ら第一班の面々が、同じ班の武藤一哉が少年刑務所あがりだといううわさ話を聞く。父親を刺し殺したのだという。武藤は普段から無口で、何を考えているのか分からず、荒井竜次(佐藤寛太さん)や丸山栄一(時任勇気さん)たちは「アイツならやりかねない」などと言い出す。

 そんな中、射撃訓練に臨んでいた武藤は、男性教官から叱責(しっせき)されながら指導を受けていた。教官の厳しい言葉に、武藤は父親に虐待されていた過去を思い出し、訓練中に暴れてしまう。班の中でさらに孤立を深めてしまった武藤は夜中、宿舎から脱走。しかし宙に見つかり、父親からDVを受けていたことや、父親を殺そうとしたが返り討ちにあったこと、少年刑務所ではなく養護施設で育てられたことなど、つらい過去を告白する。

 すると宙は第一班のメンバーを道場に集め、「これからこいつを、俺たちでボッコボコにする」といい、武藤を取り囲む。その様子を見ていた桜間冬美2尉(白石麻衣さん)は、宙たちを止めようとするも、馬場から「これは訓練なんです。武藤がどんなに罵声を浴びて暴力を受けても、絶対に手を出したりしない。そのための訓練です」と制止された。その訓練は、トラウマを乗り越えるために、武藤も自ら望んだことだった。

 「逃げたきゃ逃げろよ!根性なし」「チキン野郎」「悔しかったらかかってこい」などの罵声に1時間耐え、武藤は無事に訓練を乗り越える。宙は「やりきったな武藤。すっげーかっこよかったぞ!」と声をかけると、武藤も満面の笑みを浮かべていた。

 第一班の友情に、SNSでは「こういう熱い友情待ってた」「武藤がんばれ」「涙止まらない」「やる方もやられる方もつらいよな」「すっげえかっこよかったよ!!! ほんとに!!」「愛があるからできる荒療治」「やっと笑った、武藤くん」といった声が上がっていた。

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