かばん屋の相続:プロモーション映像が公開 町田啓太、菅生新樹、伊藤淳史、藤原丈一郎の苦悩と奮闘描き出す

「連続ドラマW 池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』」の場面カット=WOWOW提供
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「連続ドラマW 池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』」の場面カット=WOWOW提供

 池井戸潤さんの小説が原作のオムニバスドラマ「連続ドラマW 池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』」(WOWOW)のプロモーション映像が12月2日、公開された。主演を務める町田啓太さん、菅生新樹さん、伊藤淳史さん、人気グループ「なにわ男子」の藤原丈一郎さん演じる4人の金融マンの苦悩と奮闘が描かれている。

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 原作は池井戸さんが2005~2008年に発表した短編を集めた「かばん屋の相続」(文藝春秋)。いずれも金融マンが主人公の全4作からなる人間ドラマ。12月27、28日の午後10時からWOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで2夜連続放送・配信する。

 27日放送の第1話「十年目のクリスマス」は、町田さん演じる東京第一銀行に勤める永島慎司が、会社が倒産し路頭に迷ったはずなのに、なぜか羽振りが良さそうな元社長・神室彦一(上川隆也さん)を見かけたことから、真相を調べようとするというストーリー。
 第2話「芥のごとく」は、菅生さん演じる新人の行員・山田一が、初めて担当となった資金繰りに苦戦する土屋鉄商の女社長・土屋年子(黑木瞳さん)を支えようと奔走する物語だ。

 28日放送の第3話「セールストーク」は、京浜銀行から融資の見送りを告げられた印刷会社の社長・小島守男(石黒賢さん)が独力で5千万円もの融資を取り付けたことに疑念を抱いた融資課長・北村由紀彦(伊藤さん)が、その資金繰りの真相を調べるというストーリー。

、第4話の「かばん屋の相続」は、急死した松田かばんの社長の遺言状に、会社を支えてきた次男の均(中尾明慶さん)ではなく、家業を嫌い行員となった長男の亮(青柳翔さん)に会社の全株を譲ると書かれていたことから亮と対峙することになる湊信用金庫の職員・小倉太郎(藤原さん)の奮闘を描いている。

 公開された60秒のプロモーション映像には、4人の主人公たちがそれぞれの立場で繰り広げる駆け引きや対立、苦悩が映し出されている。

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