放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)。7月31日放送の第29回「ままならぬ玉」では、源頼家(金子大地さん)の跡継ぎをめぐる覇権争いに、阿野全成(新納慎也さん)が巻き込まれる様子が描かれた。終盤、心配をかけた妻の実衣(宮澤エマさん)との夫婦仲を取り戻したはずの全成だったが、その直後、行く末を暗示する“ホラー描写”が登場。8月7日放送の第30回「全成の確率」の予告編には「全成 絶体絶命」との文字も写し出され、視聴者からは悲観する声が上がっている。
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第29回では、御家人たちのバランスが崩れ始めた鎌倉。義時(小栗さん)は北条と比企との争いの激化を懸念し、頼時(坂口健太郎さん)と比奈(堀田真由さん)を前に決意を新たにする。そんな中、つつじ(北香那さん)が源頼家の次男・善哉を出産。三浦義村(山本耕史さん)が乳母夫となるが、比企能員(佐藤二朗さん)は長男・一幡こそが嫡男であるとけん制する。
一方、北条時政(坂東彌十郎さん)は、りく(宮沢りえさん)から政子(小池栄子さん)の次男・千幡を頼家の跡継ぎに……という展開だった。
時政とりくに頼まれ、頼家に対して呪詛(じゅそ)を行う全成だったが、効果は一向に表れず。そうこうしているうちに、側女(そばめ)のせつ(山谷花純さん)の思いに応える形で、頼家は一幡を跡継ぎに選ぶ。全成もまた、古井戸に落ちそうになった頼家を救い、その場で直接、礼を言われるばかりか、「まるで父と話しているようです」と言われたことから、“可愛いおいっ子”に対して心変わり。御所の床下から呪詛に使った木人形を回収し、心配をかけた妻の実衣にも事情を話して、元の仲良し夫婦の姿に。
全て丸く収まったかに思われたが、実は全成は人形を1体だけ回収し忘れていて、不穏な効果音と共に何者かの手が“それ”をつかむ……というところで同回は終了。 SNSでは、「残りの一体があああああああっ!」「誰か拾っちゃったよォ~」「めっちゃコワい終わり方」「証拠として抑えられたか…」と視聴者は反応。「穏やかなシーンの後には必ず地獄が待ってる」「全成さんフラグ立ててもーた」「次は鬱回だ…絶対鬱回だ…」といった声も次々と上がっていた。
その後が描かれる第30回では、源頼家に対して呪詛を行った疑いにより、詮議を受ける全成。能員はその背後に北条家の暗躍があると確信し、対決姿勢をさらに強める。そのころ北条家では、夫・全成を巻き込まれて激怒した実衣が父・時政を追及。名乗り出ようとする時政だが、りくに止められる。
義時は北条家を守るために一案を講じ、畠山重忠(中川大志さん)の助力を得て……というストーリーが展開する。
予告編には、能員が「これはもはや謀反」と全成を罪に問う場面や、「北条の者をすべて滅ぼす」と宣言する場面に加え、「巻き込まれた全成を救え」とのナレーションも収められている。
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