ちむどんどん:ニーニー今度は「ねずみ講」 視聴者「もうヤバい状況しか思い付かない」 母・優子にも厳しい声

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第92回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第92回の一場面(C)NHK

 黒島結菜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第92回が8月16日に放送され、ヒロイン一家の長男(ニーニー)・賢秀(竜星涼さん)が「ねずみ講」にハマっていることが分かり、視聴者から「今度はねずみ講か」「いよいよマジもんの犯罪」「賢秀もうヤバい状況しか思い付かないぞ」といった声が相次いだ。

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 「猪野養豚場」で働いていた賢秀は、独立を目指す妹・暢子(黒島さん)の開店資金のため、またも一獲千金を夢見る。養豚場を辞め、競馬で一勝負するが結果は散々なものに。落胆しているところ、かつて投資話と「紅茶豆腐」ビジネスでだまされた相手・我那覇(田久保宗稔さん)と再会して……というのがこれまでの展開。

 同回では、鶴見の居酒屋「あまゆ」の暢子(黒島さん)と和彦(宮沢氷魚さん)のもとに、賢秀がやって来て、結婚祝いにご祝儀袋を贈る。喜ぶ暢子だったが、袋の中身は「200万円引きかえ券」。賢秀は大きなトランクにぎっしり詰められたアメリカ製ビタミン剤「ジャイアントビタミン777(スリーセブン)」も取り出し、今行っているという“ビジネス”についても語り出す。

 賢秀は自身の今の肩書は「エージェント代行」だといい、「入会金5万円を払って会員になると『ジャイアントビタミン777』を売ることができる! 新しい会員を5人勧誘したら、エージェント代行になれる! エージェント代行には、平の会員が売った売り上げの3割が懐に入る。さらに勧誘し、その孫会員の売り上げの2割も懐に。会員が増えれば、増えるほど大もうけ!」と説明した。

 「次のアポイントメントがあるから!」と得意げに去って行く賢秀。暢子は「そんないい話あるかね……」と心配し、長女の良子(川口春奈さん)に「ねずみ講」ではないかと連絡を入れる。良子は「ねずみ講? それ、つい最近、取り締まる法律ができたマルチ商法のことでしょ。ニーニーがマルチ商法を始めたってこと?」と驚き、「何よりもまず、おかあちゃんに言っておく!」と、賢秀に何かと優しい母・優子(仲間由紀恵さん)のもとに急いだ。

 しかし、良子が実家に着くとそこには、すでに「ジャイアントビタミン777」の段ボールが5箱。三女・歌子(上白石萌歌さん)は「おかあちゃんがウチに相談もなく、会員になってしまって……」と申し訳なさそうに話す。良子は「アキサミヨー! おかあちゃん、これはマルチ商法と言って……」と指摘しようとすると、優子は「賢秀が一生懸命やってるんだのに、応援してあげたいさ」とほほ笑んだ。良子は「これ以上は絶対ダメだからね!」とクギを刺したが、優子は「分かった、分かった~!」と笑顔で返した。

 SNSでは「賢秀ねずみ講やんw」「また我那覇にだまされて……」「ニーニーお縄か!!」「案の定優子さん……」「優子さんも、懲りないね。息子のためなら。どんなことでもしちゃうんだね」「優子さん、孫に対しては良いおばあなのに、息子に対してはなんであんなパッパラパーな対応になっちゃうの」といった声が次々と上がっていた。

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