北香那:「鎌倉殿の13人」で“公暁の母” Eテレ「怖い絵本」出演 自身も子供の頃に不思議体験

8月22日放送のNHK・Eテレの番組「怖い絵本 シーズン6」に出演する北香那さん (C)NHK
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8月22日放送のNHK・Eテレの番組「怖い絵本 シーズン6」に出演する北香那さん (C)NHK

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)で善哉(後の公暁)の母・つつじを演じ、話題の女優・北香那さんが、8月22日午後10時50分からNHK・Eテレで放送される番組「怖い絵本 season6」に出演する。伊藤遊さん作、岡本順さん絵の絵本「きつね、きつね、きつねがとおる」の朗読とドラマの主人公を務める。

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 北さんは「私には、子供の頃体験した不思議な出来事がいくつかあります。実際に起きた出来事なのか、もしくは幼い私が自ら作り出した架空の世界だったのか、今でもよく思い返します。当時、大人が信じてくれなかった私の体験とリンクするような絵本でした。現場は楽しい撮影で、レトロなものが大好きな私にはたまらない時間でもありました。まさに夏にぴったりの怖い絵本です。ぜひご覧ください」とコメントしている。

 「きつね、きつね、きつねがとおる」は、早く大きくなりたい女の子。花嫁行列も、大道芸も、お祭りも、塀の向こうのきれいなお庭も、背伸びしても全然見えない。子供には何も見えない、と不満を漏らす少女が、両親と出かけたある夏の夜、暗闇の先から近づいてくる炎に気づく。それはもしかしてきつね火? そしてそのあと少女が見たものは決して大人には見えない世界だった。逢魔が時に繰り広げられた怪しく奇妙な光景とは……というストーリー。

 ドラマでは、レトロな射的場を訪れたレトロ大好きな女の子(北さん)。店主に誘われ、射的に挑戦することに。様々な景品が並ぶ射的台に向けておもちゃの銃を撃つと、まったく狙っていなかった黒い本にあたった。本を読み終えた彼女が見たものとは……という内容となっている。

 番組は、絵本の世界観を生かした「アニメ」と演技派俳優による「朗読」、そして「ドラマ」の合わせ技で、視聴者を心が凍るホラーワールドにいざなう。「season6」は3編で構成され、「かえりみち」(森洋子さん作)では石橋静河さん、「おともだち できた?」(恩田陸さん作、石井聖岳さん絵)では豊嶋花さんが絵本を朗読し、主人公としてドラマにも出演する。

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