鎌倉殿の13人:修善寺で善児を…両親の敵を討ったトウ 視聴者から名前をめぐる考察も

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第33回場面カット トウ(山本千尋さん)の敵討ちの瞬間 (C)NHK
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第33回場面カット トウ(山本千尋さん)の敵討ちの瞬間 (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第33回「修善寺」が8月28日に放送され、善児(梶原善さん)に育てられた孤児(みなしご)のトウ(山本千尋さん)が、両親の敵を討つシーンが描かれた。

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 第33回では、伊豆の修善寺に送られた源頼家(金子大地さん)。京の後鳥羽上皇(尾上松也さん)の院宣を受けて鎌倉へと攻め込むという計画が露見したことで、義時(小栗さん)は「頼家様を討ち取る。これは謀反」と腹を決める。

 義時から頼家を殺すよう命じられた善児だったが、頼家との一騎打ちのさなか、自分が殺(あや)めることができなかった子「一幡」の名前を目にし、一瞬ちゅうちょしたことで、傷を負い、危機に陥る。

 そこでトウが、背後から頼家を刺し、善児を救ったかに見えたが、その後すぐにトウは、瀕死の善児も手にかけてしまう。「ずっとこの時を待っていた」と明かすトウ。それは子供の頃、同じ修善寺で善児によって殺された自分の両親の敵だった……。

 善児に暗殺者に育て上げられ、「狙うのはなにか」と紹介されてきたトウの“本当の獲物”が明らかになった瞬間で、SNSでは「え、トウ!?」「トウちゃん…」「トウがやった」「え、トウ!?」「弟子が引導を…」と驚きの声が上がったほか、「修善寺って終善児か。。。」「『修善寺』まさかの『終善児』」「修善寺→終善児でサブタイトル回収。なるほど」「修善寺… 本当に終善児だった」といった感想も次々と書き込まれた。

 さらに、トウの名前をめぐっては、「善児の名前が修善寺からだとすると、トウの名前はなんだろう、討?」「トウの名前の由来が気になる。敵討ちの『討』しか思い付かなくなった。あ、でも『刀』もいいな」「トウの名前はトウとかいて『刀』?」「トウちゃん、『とうが立つ』から名前がきてるとしたらエグすぎるな…」「トウ、はなぜトウなんだ? 10人死ぬのか? 殺したということか?」「『愚管抄(ぐかんしょう)』では一幡を殺したのは義時の手下の藤馬(トウマ)という人物らしい。なるほど、トウ=藤馬なんだな」といった意見も出ていた。

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