ネメシス：広瀬すず＆櫻井翔W主演のドラマが映画化　江口洋介も続投　脚本に「アンフェア」の秦建日子

　広瀬すずさんと櫻井翔さんのダブル主演で、2021年4月期に放送された連続ドラマ「ネメシス」（日本テレビ系）が映画化されることが9月8日、明らかになった。「映画ネメシス 黄金螺旋（らせん）の謎」と題して、2023年3月31日に公開予定。広瀬さん、櫻井さんのほか、江口洋介さんも続投。ドラマに引き続き入江悠さんが監督を務め、「アンフェア」シリーズの原作者・秦建日子（たけひこ）さんが脚本を手がける。

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　「ネメシス」は、天才すぎる助手・美神アンナ（広瀬さん）と、ポンコツ探偵・風真尚希（櫻井さん）の凸凹バディーが、コミカルなやり取りで難事件を解決していく物語。江口さんは、アンナと風真が働く探偵事務所のCEO・栗田一秋役で、連続ドラマでは入江監督が脚本を担当した。

　映画では、ドラマの最終話から2年後が舞台となる。公開されたティザービジュアルには、「謎を解くたび、誰かが死ぬ」というコピーが並び、笑顔のアンナ、不穏な表情で鋭利なハサミを持つ風真、何かを目にした栗田の姿が収められている。

　ワーナー・ブラザースの公式YouTubeチャンネルでは、広瀬さん、櫻井さん、江口さんのスペシャルコメント映像が公開された。3人がドラマ撮影時を振り返りながら、映画の完成に期待を寄せている。

　キャスト、スタッフのコメントは以下の通り。

　◇広瀬すずさん

　ネメシスの3人がどう帰ってくるのかは、純粋な楽しみになりました。笑いが絶えず、楽しい現場にまた戻れることは素直にうれしいです。皆さん、どんな作品になるか、分からないと仰っていました。私にも分かりません。ただ、間違いなくパワーアップしてることだけは分かる！　きっとすごい映画ができると思います！　私も早く見たいです！

　◇櫻井翔さん

　「これをどうやって映像化するのだろう」幾重にもストーリーが折り重なる台本を読んだ直後の感想でした。撮影を終えた今なお、とても楽しみにしているところです。

　2021年。入江監督の下、映画スタッフを中心に臨んだドラマ「ネメシス」には、さまざまなチャレンジが詰まっていました。それから1年。再びそろったキャスト、スタッフと映画「ネメシス」の撮影をする日々は、「共に過ごす人たちは同じなのに、見据える先が今までとは違う」という刺激的なものでした。

　一帯の道路を封鎖しての撮影や、汗まみれのアクションシーン。現場にいると包まれる、緊張感と高揚感。次から次へと湧き出て、絡み合うような物語を、大きなスクリーンで楽しんでいただけたらと思います。

　◇江口洋介さん

　台本を最初に読んだとき、この物語はどう展開していくのか？と想像がつきませんでした。しかし、いざ撮影を始めると、ドラマの時と同じチームで作るこの世界観は、間違いなく面白くなるだろうとワクワクした気持ちで撮影に挑んでいました。

　撮影を終えた今でもどんな作品に仕上がっているのかイメージできていません。ちょっと見たことのない世界観に仕上がっていると感じています。今から見るのが本当に楽しみです。皆さん、ぜひご期待ください。

　◇入江悠監督

　映画「ネメシス」の脚本を初めて読んだとき、驚がくしました。一体これをどうやって映像化すればいいんだ！と。今まで見たことのない世界観とトリック。監督として新たな挑戦です。でも、ドラマ版で、広瀬すずさん、櫻井翔さん、江口洋介さんが作り上げたキャラクターがどっしりいてくれたので、撮影中に迷うことはありませんでした。めくるめく“幻惑的な謎”に立ち向かう新生ネメシスを、ぜひご期待ください。

　◇脚本・秦建日子さん

　自分がチーム「ネメシス」の一員になる日が来るとは夢にも思っておらず、オファーはとてもうれしい驚きでした。既に完成している世界観への途中参加でしたので、当初は不安もありましたが、連続ドラマとはまた趣きの違う新たな「ネメシス」を目指すのだという監督・プロデューサーの言葉に背中を押していただき、思う存分自由に楽しく書かせていただきました。日本発のオリジナル・サスペンス映画として、世界中の人に見ていただきたいです。

　◇プロデューサー・北島直明さん

　テレビドラマ「ネメシス」を応援してくださった皆様のおかげで、映画「ネメシス」を製作することができました。「続編を見てみたい」という声に応えたくて、キャスト・スタッフ一同、もう一度集まって頑張ることができました。本当にありがとうございます。

　せっかく続編製作のチャンスを皆様にいただけたので、テレビドラマとは違う驚き、楽しみを感じていただきたくて、キャストも監督も「映像化が想像できない！」と驚がくするほどの「見たことがない世界」に挑戦しました。ですので、テレビドラマをご覧になっていない方、途中で離脱された方にも楽しんでいただけると思います。

　とにもかくにも、映画「ネメシス」をご覧になってくださる方に楽しんでもらいたい、その一心で絶賛製作中です。……この映画、スゴイです……。