ファーストペンギン!:“和佳”奈緒が“杉浦”梅沢富美男と電撃和解も 不穏なラストシーンに「やっぱり」「許さん」の声(ネタバレあり)

連続ドラマ「ファーストペンギン!」第2話の一場面=日本テレビ提供
1 / 6
連続ドラマ「ファーストペンギン!」第2話の一場面=日本テレビ提供

 女優の奈緒さん主演の連続ドラマ「ファーストペンギン!」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第2話が10月12日に放送された。奈緒さん演じる主人公のシングルマザー・岩崎和佳(のどか)が、魚の直販業「お魚ボックス」をめぐり、梅沢富美男さん演じる漁協の組合長・杉浦久光と“電撃和解”。しかし、ラストには不穏なシーンが描かれ、視聴者から「やっぱりな」「許さん」との声が上がった。

あなたにオススメ

 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、和佳が経営難に苦しむ漁師たちと出会い、古い常識や慣習を次々に打ち破りながら漁船団を立て直す姿を描く。山口県萩市で20代ながら、既成の漁業の在り方にこだわらず、漁師たちが捕った魚を市場を通さず自ら直接販売する「6次産業化」を実現した坪内知佳さんがモデルだ。

 第2話では、お魚ボックスをめぐり威勢よく啖呵(たんか)を切った和佳が、漁協だけでなく漁師たちまで敵に回して孤立する。

 さらに、農林水産省の溝口静(松本若菜さん)から、お魚ボックスの認定取り消しに向けた動きが出ていると電話があり、和佳は焦りを募らせて……という展開だった。

 杉浦は、漁船団「さんし船団丸」の社長・片岡洋(堤真一さん)を連れ、県と市の両担当者にお魚ボックスの認定取り消しを願い出る。

 そこへ、さんし船団丸の若手漁師・永沢一希(鈴木伸之さん)が現れ、杉浦らにテレビの国会中継を見せる。そこでは農林水産相が、6次産業化の事業認定第1号となった和佳を全面的にバックアップすると答弁。これを聞いた県と市の両担当者はおじけづき、杉浦との話し合いを一旦終わらせる。

 実は、永沢の行動は和佳の作戦。杉浦が漁協に戻ると、そこには東京から戻った和佳の姿があった。和佳は、本来狙いたい魚以外に捕れる「混獲魚」の販路が確立されていないことに目を付け、混獲魚をお魚ボックスで積極的に扱い、漁協と仲買にも一定の手数料を支払うことを伝えた。

 和佳の「三方よし」の提案を受け、杉浦はほほ笑みながら「こうなったからにはしっかりと儲けてくれっちゃ」と、和佳と握手を交わし、“和解”する。

 しかしラストシーンでは、片岡らのお魚ボックスを見て訪ねてきた他の漁師たちに、杉浦が「あん子(和佳)は詐欺師なんかもしれん」と伝える。

 一方、片岡にさんし船団丸の金銭管理を任された和佳が、現金自動預け払い機(ATM)から大量の紙幣を引き出すシーンも描かれた。

 和佳と杉浦の“和解”に、SNSでは「組合長が折れた!」「やっと富美男が分かってくれた」「何てスッキリ」といったコメントが並んだものの、その後の不穏なラストシーンには「組合長また何かやってんな」「組合長また悪巧みしてる」「富美男がここで終わるわけない」との声が上がった。

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事