注目ドラマ紹介：「ザ・トラベルナース」　中園ミホ脚本　岡田将生×中井貴一コンビが医療現場を改革！

　岡田将生さん主演の連続ドラマ「ザ・トラベルナース」（テレビ朝日系、木曜午後9時）が10月20日に始まる。人気ドラマシリーズ「ドクターX ～外科医・大門未知子～」（同局系）などで知られる中園ミホさんのオリジナル脚本で、年の差コンビの看護師が医療現場を改革する。フリーランスの看護師「トラベルナース」の那須田歩（岡田さん）と、謎多きスーパーナース・九鬼静（中井貴一さん）がバディーを組む物語。初回は10分拡大スペシャルで放送する。

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　トラベルナースの歩は、米国内を転々としながら医療活動に従事し、多くの人命を救ってきたが、ある人物の要請で帰国。「天乃総合メディカルセンター」で働き始める。

　同院では看護師が次々と辞め、慢性的な人手不足に見舞われていた。看護部長・愛川塔子（寺島しのぶさん）は日々の激務に加え、院長・天乃隆之介（松平健さん）や、ナースを見下している医師たちへの対応に追われ、疲弊していた。しかし、歩は、初日から院内の上下関係などお構いなしで、天乃院長の前でも態度が大きく、外科部長・神崎弘行（柳葉敏郎さん）らの機嫌を損ねる。

　経営第一主義者でVIP患者を優先する天乃院長は、急きょ転院してくることになった議員・一ノ瀬勲（津田篤宏さん）の求めに応じ「ゴッドハンド」と呼ばれる神崎を執刀医に指名。神崎にしか執刀できない一般患者・一村香澄（春木みさよさん）の難手術を延期し、一ノ瀬のオペ（手術）を優先することにした。

　香澄の手術は何度も延期されてきた。外科医の郡司真都（まこと、菜々緒さん）は香澄の手術を急ぐべきだと主張したが、神崎は耳を貸さない。

　一ノ瀬のオペに、歩も「オペ看」として手術室へ。だが、神崎がメスを手にした直後、一ノ瀬の異変を察知した歩はオペを中止すべきだと訴えた。気分を害した神崎は、歩を手術室から追い出す。

　なすすべもなく、手術室の前に立ち尽くす歩の前に、白衣姿の男が現れる。その男こそスーパーナースの静だった。静はいきなり「私の見立てではこの手術、中止になる可能性があります」と歩に告げ……。

　看護師役で安達祐実さん、恒松祐里さん、野呂佳代さん、准看護師役で宮本茉由さんらも出演する。ドラマは地上波放送終了後、動画配信サービス「TELASA」で配信される。