相棒season21:第4話「最後の晩餐」が「神回」と話題 ゲスト矢柴俊博の好演にも称賛の声続々

連続ドラマ「相棒season21」第4話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「相棒season21」第4話の一場面=テレビ朝日提供

 人気刑事ドラマ「相棒season21」(テレビ朝日系、水曜午後9時)第4話「最後の晩餐(ばんさん)」が11月2日に放送され、視聴者から「神回」「初期をほうふつとさせる懐かしいストーリー」「初期の相棒に近いテイストの傑作だわ」といった声が相次いだ。

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 同話は、特命係の杉下右京(水谷豊さん)と亀山薫(寺脇康文さん)がタクシーで血の付いたマフラーを発見。2人は不穏な空気を察して追跡すると、両親の遺産を食い潰して暮らす独身の資産家・堂島(矢柴俊博さん)にたどり着く。特命係は別行動で、堂島を捜査して……と展開した。

 堂島は会社経営者の養子として育った人物。若い頃、両親の敷いたレールを歩く人生に嫌気が差し、好意を持った酒屋の女性と結婚の約束をして小さな飲食店を始めたが、店の経営は失敗。堂島は養父に借金を肩代わりしてもらう代わりに、彼女と別れ、その後は両親の“言いなり”のような人生を歩んでいた。

 無気力に生きる日々を送る堂島。そんな中、自身と別れた彼女の娘を名乗る人物と出会う。“娘”と出会い、生きる活力を取り戻した堂島だったが、目の前でその娘が殺される事件が起きてしまう。

 堂島は「この年まで何も成し遂げず、誰ともつながらずに生きてきた。空っぽだ。こんな人生何の価値もない。だけど、娘のためなら“変われる”と思った。これからは娘のために生きようって。だけど、守れなかった……。こんな人生、早く幕を下ろしたい」と泣き叫ぶ。特命係は別行動での力を合わせた捜査で、そんな堂島の“心”を救った。

 ホロリとさせる結末だった同回。SNSでは「神回だ。全ての伏線がつながってて鳥肌立った」「神回すぎて歴代の相棒の話で割と上位に入る」「最後の最後まで真実がどう転ぶのか分からない。これぞ相棒の真骨頂。いい回だった」「矢柴さん、良い味出してた、配役ナイス」「矢柴さんの自然体な演技もさすがでした」といった声が続々と上がっていた。


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