長濱ねる:「舞いあがれ!」効果で長崎・五島列島の魅力「全国に届いてうれしい」 ばらもん凧も注文殺到で「半年待ち」

長濱ねるさん
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長濱ねるさん

 女優の福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)で長崎・五島列島の住人、山中さくらを演じている長濱ねるさんが11月6日、NHK大阪放送局(大阪市中央区)の秋の恒例イベント「BKワンダーランド2022」内で開催されたトークショーに登場した。

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 長濱さんは今作の舞台の一つとなった五島列島について、「(幼少期を過ごした)本当に大切なふるさとで、大人になってからも何度も五島での記憶に救われていた大好きな場所なんです。五島の魅力が『舞いあがれ!』を通して全国に皆さんに届いているのがうれしいですし、改めて誇りに思いました」とうれしそうに語った。

 また、「先日五島でロケをしたときに聞いたんですけど、『舞いあがれ!』効果で、『ばらもん凧(だこ)』が半年待ちになるくらい注文が入っているとお聞きして、とても島の皆さんが喜んでいて、私からもありがとうございますと伝えたいです」と話した。

 演じるさくらについては「とても明るく演じようと思いました」といい、「さくらの中で明るくいたいという思いもあるのかなと思って。島を元気づけたいとか、島を自分が盛り上げていきたいと思っているのかなと」とさくらの心情を推し量り、「舞ちゃんと出会って、舞ちゃんを時には強引に外に引っ張り出していくような、ちょっとがさつなお姉さんがいいなと思いながら演じました」と振り返った。

 五島列島のシーンは、「とにかく楽しく明るく、元気なシーンにしたいという思いが皆さんにあって、本当にチームワークよく進んでいけたなって。私は(朝ドラが)初めてでど緊張してたんですけど、一太のお父さんを演じる鈴木浩介さんが現場でアドリブを入れてくださったりして、みんなつられて自然に楽しくなっていく、とても明るく和気あいあいとしていました」と撮影エピソードを語った。

 11月5、6日に開催された「BKワンダーランド 2022」は、同作のスタジオセットの公開や、人力飛行機サークル「なにわバードマン」の部室を再現したセット、スワン号の機体の展示、舞(福原さん)、岩倉悠人(横山裕さん)、梅津貴司(赤楚衛二さん)、望月久留美(山下美月さん)、柏木弘明(目黒蓮さん)、山中さくら(長濱さん)らのキャストの等身大パネル展示もあり、多くの人でにぎわった。

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