高橋克典:「舞いあがれ!」ヒロイン福原遥 「正直不動産」では敵対関係も「すでに可愛い娘のようで」

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で舞の父、岩倉浩太を演じている高橋克典さん(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で舞の父、岩倉浩太を演じている高橋克典さん(C)NHK

 俳優の高橋克典さんが、ヒロインの父役で出演中のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、主人公の岩倉舞を演じている福原遥さんと、妻のめぐみを演じている永作博美さんについて語った。

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 高橋さん演じる浩太は、東大阪の町工場を経営する二代目社長。元は重工メーカーに勤めて飛行機を製作する夢を抱いていたが、父が病死したため退職し、ネジを作る工場を継いだ。娘の舞とは、互いに飛行機好きで、同志のような間柄になっていく。

 高橋さんは、福原さんと今年4~6月にNHKで放送されたドラマ「正直不動産」でも共演。そのときは、福原さん演じる月下咲良が勤務する登坂不動産と敵対するミネルヴァ不動産の社長という役どころだった。「実はその撮影中に『舞いあがれ!』の台本をいただいていたんですよ。だから、『正直不動産』では敵対関係にありながらもすでに可愛い娘のようで……面白い体験をさせていただきました(笑い)」と楽しそうに振り返る。

 「舞いあがれ!」で娘・舞を演じるヒロインの福原さんについては、「すごく透明感がある方。常に水や空気のように自然で柔らかくてみずみずしくて、共演が楽しいです」と本当の父のように目を細める。

 「実生活では男の子の父」という高橋さんは、「妻めぐみ役の永作さんとは20年ぶりくらいの共演です。ご結婚されてお子さんも産んでいて、親として経験しているものが共通するから非常にやりやすいですね」と岩倉家のシーンを楽しみながら演じられているようだ。

 横浜出身の高橋さんは、今作で関西弁のせりふを話しているが、「“大阪ことば”はただの記号じゃなく、大阪の人の優しさや人懐っこさ、人との距離感などを含んで成立しているものだと気づきました。すごくチャーミングだし、正直で、救ってくれる感じもある。東京にはない温かさに、心打たれています」と実感を込めて語った。

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