全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第43回「資格と死角」が11月13日に放送された。同回では、瀬戸康史さん演じる北条時房が、尾上松也さん扮(ふん)する後鳥羽上皇と蹴鞠(しゅうきく)に興じる姿が描かれた。
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姉の政子(小池栄子さん)に付き添い京へとやって来た時房。一方、上皇は慈円(山寺宏一さん)から、時房が「鎌倉一の蹴鞠の名手とのうわさ」と聞き、興味を抱く。そして、上皇は、それとなく鞠を時房のところへ転がすと、時房もまんまと乗ってきて、二人は互いの技を見せ合い、盛り上がる。
自分が相手をしているのが上皇だと知らない時房は、フランクな態度で接して、あろうことか上皇の肩を気安くたたき、お付きの者に押さえつけられてしまう。そこで初めて相手の正体を知り、その場でひれ伏す時房。
気分を害した様子もなく「トキューサと申したな」と尋ねる上皇に、時房は「トキューサでございます!」と即答。上皇は「いずれ、また勝負しようぞ。トキューサ」と時房を気に入った様子で、源実朝(柿澤勇人さん)の後継者として、息子の頼仁親王を鎌倉に送ることを決める。
SNSでは「名実ともにトキューサw」「上皇様もトキューサwww」「トキューサ大手柄じゃん」「蹴鞠外交w」「完全にトキューサになっちゃったwww」「トキューサの名前のフリがここで見事にオチた」といった声が次々と上がった。
「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。
ドラマは残り5回となっている。
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