女優の白石聖さんが、2023年1月10日からNHK総合の「ドラマ10」（火曜午後10時）枠で放送される「大奥」に出演することが分かった。「8代・徳川吉宗×水野祐之進編」で、水野祐之進（中島裕翔さん）の幼なじみで思い人のお信を演じる。

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　ドラマは、2004～20年にマンガ誌「メロディ」（白泉社）で連載された、よしながふみさんの人気マンガを実写化。若い男性のみに感染する病「赤面疱瘡（あかづらほうそう）」で男性の人口が女性の4分の1に激減した江戸時代を舞台に、将軍職は女性へと引き継がれ、「美男3000人」と称される男の世界になった大奥が描かれる。「3代将軍・徳川家光×万里小路有功（までのこうじありこと）編」「5代将軍・徳川綱吉×右衛門佐編」「8代将軍・徳川吉宗×水野祐之進編」などと展開し、大政奉還まで続く。

　「8代将軍・徳川吉宗×水野祐之進編」では、貧乏旗本の息子・水野祐之進が、幼なじみの薬種問屋の跡取り娘・お信と添い遂げることがかなわぬならと、大奥入りを決意。そして財政難の幕府の建て直しを図る8代将軍・吉宗（冨永愛さん）に見初められ、将軍の最初の夜伽（よとぎ）相手である「ご内証の方」に選ばれて……というストーリー。

　また、「8代将軍・徳川吉宗×水野祐之進編」に、橋本淳さん、井上祐貴さん、石橋蓮司さんが出演することも分かった。橋本さんは将軍の身辺の世話をする「御中臈（おちゅうろう）」の一人で大奥に入った水野を案内する松島、井上さんは御中臈の一人で大奥総取締・藤波（片岡愛之助さん）のお気に入りの柏木、石橋さんは長年にわたり大奥での出来事を日記に記す村瀬正資をそれぞれ演じる。