長澤まさみ:「エルピス」撮了 「何者でもない私を俳優たらしめてくれた」スタッフ&共演者に感謝

連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」で主演を務めた長澤まさみさん(左)と共演した眞栄田郷敦さん=カンテレ提供
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連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」で主演を務めた長澤まさみさん(左)と共演した眞栄田郷敦さん=カンテレ提供

 女優の長澤まさみさんがこのほど、主演ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)のクランクアップを迎えた。主人公の浅川恵那を演じた長澤さんは、「大根(仁)監督を筆頭に、スタッフの皆さん、共演者の皆さんが、何者でもない私を、俳優たらしめてくれたことに、本当に感謝の気持ちを申し上げます。本当にありがとうございました」とあいさつした。

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 また、「恵那を演じるという上で、すごくプレッシャーを感じていて、でもやっぱり、恵那を演じる上で一番支えてくれたのは、相方である(岸本)拓朗役の眞栄田郷敦さんだと思います」と告白。

 「郷敦さんがいなければ、恵那を演じることはできませんでしたし、先輩なんで『ちょっとかっこいいとこ見せたいな』と思っていたんですけど、全然そんな姿を見せることができなくて、助けられてばかりでした。本当に、郷敦さんがいてくれたから、この役を最後まで演じることができました」と感謝を伝えた。

 眞栄田さんも撮了し、「本当に自分の力量以上のものを、皆さんに引き出していただいたなぁと、本当に、本当に、感謝しています。なんか今の僕は、『ミート矢澤』(ロケ弁当の差し入れ)でしか、それを表現できないんですけど…」とユーモアを交えてコメント。

 「本当にこれからもっと芝居をうまくなりたいし、役者としてもっと大きくなって、分かんないですけど、何かこう、また、(スタッフの皆さんに)返せる日が来たらいいなと思っています。これからも頑張ります」と語った。

 斎藤正一役の鈴木亮平さんは、一足早いクランクアップとなり、「本当にこのドラマに関われて光栄だなと思っております」と話しつつ、「仕上がりを楽しみにしています。皆さん、残り少し頑張って」とエールを送った。

 ドラマは、実在の複数事件に着想を得た渡辺あやさん脚本の社会派エンターテインメント。スキャンダルでエースアナウンサーから転落した恵那とその仲間たちが、連続殺人事件の冤罪(えんざい)疑惑を追う。最終回は12月26日午後10時放送。

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