高杉真宙:個人事務所設立後も順風満帆 バラエティー挑戦、同時期に朝ドラ&月9…充実の1年過ごす

高杉真宙さん
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高杉真宙さん

 12月19日に最終回を迎えたフジテレビ系“月9”ドラマ「PICU 小児集中治療室」や、放送中のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」に出演した高杉真宙さん。さらに今年は、バラエティー番組「ぐるぐるナインティナイン(ぐるナイ)」(日本テレビ系)の人気コーナー「グルメチキンレース ゴチになります!」(ゴチバトル)のレギュラーメンバーとしても活躍するなど、充実した時間を送った。高杉さんの2022年を振り返る。

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 ◇「面白い人間になりたくて」 語っていたゴチ出演の理由は?

 昨年4月に個人事務所「POSTERS」を設立し、新たな道を歩み始めた高杉さん。それから約1年がたった今年はドラマ、バラエティー、映画主演(「いつか、いつも……いつまでも」)の公開と話題を振りまいたが、やはり大きかったのが、「ぐるナイ」“ゴチバトル”へのレギュラー参戦だろう。

 1月から“ゴチバトル”にレギュラーメンバーとして加わった高杉さん。バラエティー番組のイメージはこれまであまりなかったが、高杉さん自身にとってもチャレンジングな現場になったようで、「ゴチに出て『もっと面白いことを言いたい!』と思っています。実は元からそうだし、面白い人間になりたくて。収録の日には、1回は面白いことを言いたいって思いながら現場にいます」と語っていた。

 現在’、ゴチ総支払額は30万1354円と岡村隆史さんに次ぐ2位につけている高杉さん。一見、クビからは安全地帯にいるように見えるが、12月29日放送の最終戦では、何が起こるか分からない。

 ファンからは「真宙くんがゴチで頑張ってる姿を来年も見たい」「来年ゴチになる真宙くんを応援したいです」など、バラエティーで見せる素の高杉さんをもっともっと楽しみたいという希望の声が寄せられているが、果たして……。

 ◇「刈谷先輩と悠太が同じ俳優さんだと思えない」 視聴者も驚いた演技力

 もちろん、本業である俳優としても充実した時間を送った高杉さん。記憶に新しい「PICU」では、主人公・志子田武四郎(吉沢亮さん)の親友で救命医の矢野悠太、そして朝ドラ「舞いあがれ!」では、浪速大学人力飛行機サークル「なにわバードマン」設計担当の刈谷博文を演じた。

 奇(く)しくも同時期スタートとなった両ドラマ。「PICU」の悠太は“実は誰にも言えない秘密を抱えている”というキャラクターで、同僚の医師からパワハラを受け、武四郎に「つらい」と言えないまま、一度は自ら命を絶とうとするなど、劇中では、その苦悩があらわに。一方の刈谷は、設計担当としてのプライドもあり、思ったことは口にして、仲間と対立することもあったが、実は熱いハートの持ち主で、名言が飛び出すこともしばしば。そんな“ロマンチスト刈谷”を演じる高杉さんのネーティブな博多ことばも話題となった。

 両ドラマの視聴者からは「何の違和感もなく見られるのがすごいと思った。これが演技力よね!」「刈谷先輩と、PICUの悠太が同じ人だと知りびっくりしている。演技うまいな」「刈谷先輩と悠太が同じ俳優さんだと思えないんだけど。高杉真宙さんすごくない?」と、確かな演技力と演じ分けに舌を巻くコメントが寄せられた。

 素の顔を見せるバラエティー、ドラマでは何者にもなれるかのような演技力を披露する高杉さん。まずはゴチ残留を願い、来年以降も両面で楽しませてくれる姿に期待したい。

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