Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔:デビューまで下積み13年の苦労人 多忙な大学時代、母親から「SMAPがどれだけ忙しいと思っているんだ」と喝 「徹子の部屋」で

1 / 1

 人気グループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の藤ヶ谷太輔さんが1月13日に放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に初出演。デビューまでの13年の下積み期間を支えてくれた家族への思いを語った。

ウナギノボリ

 昨年7月に同番組に出演したメンバー・玉森裕太さんから「最後まで気を抜くな」と助言を受けたという藤ヶ谷さん。「ものまねやアイドルっぽいあいさつを振られることがあると聞いてドキドキしています」と明かすと、黒柳さんは突然「鶏のまねできる?」とむちゃ振り。藤ヶ谷さんが戸惑いながらも挑戦すると、黒柳さんは「悪くないけどどこかに潜っちゃってるみたい」とダメ出しした。

 藤ヶ谷さんは11歳でジャニーズ事務所に入り、デビューまで下積み13年の苦労人。「自分の中では苦労したなという思いはそれほどない」と話す一方、「両親の気持ちを思うと不安だった期間が長いのかな」と両親の胸中を思いやった。

 藤ヶ谷さんの家族は、両親と弟2人の5人家族。藤ヶ谷さんがテレビに出演することで「ちょっとしか映っていなくても、家族みんなでテレビを見て会話が増えていった」といい、「最初は家族のためだけに(アイドルを)やっていたので(仕事が)楽しいと感じることはなかったです。でも、今はすごく楽しいですね」と目を輝かせた。

 高校時代は仕事がなく、悔しい思いもしたという。「自分には向いていないのかなという思いもありました。家族が喜んでくれているし、やり続けたいけど、家族もなんとなく仕事がないのは分かっている。複雑な気持ちでしたね」と振り返った。

 しかし大学に進学すると、急に仕事が忙しくなった。藤ヶ谷さんは「芸能の神様がいるなら『辞めずに仕事を頑張りなさい』と言ってくれているのかな」と思ったという。大学4年間は、毎朝母親が起こしてくれたそうで「忙しくて大学行くの面倒くさいなと思っていると、(母親は)『このくらいの忙しさで起きられないならあなたはスターになれない。SMAPがどれだけ忙しいと思っているんだ』と。それでなんとか奮い立たせて通っていました」と笑った。

 2011年、24歳の時にデビューが決定。デビューの18日後に東京ドームでコンサートを行ったが、父親は「本当に見たい人に見てもらいたいから」とコンサートに行かないと言い出した。藤ヶ谷さんが何度もお願いし来てもらえたそうで、コンサートを見た父親は感動し「周りに感謝を忘れずに自分が納得できるまで突きつめるといいよ」と励ました。

 また、父親は藤ヶ谷さんが出演する番組を録画して2回続けて見ているといい、「そんなに感想とか言ってこないので、あまり見ていないのかなと思ってたんですけど。うれしいですね」と笑顔を見せた。

テレビ 最新記事