テレビ大阪:「関西・大阪を元気に」ゴールデン帯のローカル番組を拡充 「ニッチでトップを目指す」

テレビ大阪の品田卓社長
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テレビ大阪の品田卓社長

 テレビ大阪は1月27日、新春社長会見を開催。品田卓(しなだ・すぐる)社長は「関西・大阪を元気にするテレビ局に」を旗印に、「ニッチなメディアを目指す」と宣言した。特に、「ローカル枠でゴールデンタイムが使える土曜の拡充」を掲げ、2月に特番を、4月以降もレギュラー化を目指した番組作りを心がけるという。

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 品田社長は、「百貨店や総合スーパーに対して勝ち目はないが、専門店が集まるショッピングモール型なら勝機がある。インターネットを使えば全国や世界にも発信できる。メインストリームではなくニッチであれば、トップを目指せる」とし、「関西・大阪はより挑戦できる場所」と地元密着で、「今年は関西・大阪を盛り上げる番組、イベントをたくさんやっていきたい」と話した。

 昨年は「ちょこっと京都に住んでみた。」や「名建築で昼食を 大阪編」など同局が制作したドラマが話題となり、放送中の深夜ドラマ「わたしの夫は-あの娘の恋人-」も(テレビ大阪で土曜深夜1時、テレビ東京で土曜深夜0時)は見逃し配信などが好調に推移しているという。品田社長は、「ナナめ上のテレビ大阪に」のキャッチフレーズにちなんで「斜め上の発想でドラマの制作を模索していきたい」と語った。

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