深田恭子：2年ぶりドラマ主演は「ドキドキ」　“不倫愛”を演じるのは「なかなか難しい」

　女優の深田恭子さんが2月2日、東京都内で行われたAmazonオリジナルの連続ドラマ「A2Z（エイ・トゥ・ズィ）」（Prime Video、2月3日から配信）の配信前夜プレミアムイベントに登場した。深田さんは3年ぶりのドラマ主演作について「撮影が（2022年）7月だったので、やっと皆様にお届けできる。ドキドキする気持ちと、うれしい気持ちが混ざっています」と心境を語った。

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　今作では、ダンス・ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太さん演じる青年、坂上成生に恋する38歳の既婚者、澤野夏美を演じた。夏美は文芸編集者で、「編集者として割と固い考え方をしていたのが、成生と出会って、人生の無邪気さや言葉で説明しきれないことを思い出したのでは」と分析。不倫する女性というキャラクターに「（演じるのが）なかなか難しい。世の中で許されない形であったりする中、一生自由に生きてみたいという、そんな時間が夏美には必要だったのかな」と話した。

　深田さんは、世界168カ国で配信することに触れて「まだ実感がない。こんな形で、そんなたくさんの方に見ていただけるなんで、今までになかったこと。たくさんの方に見てほしいです」と語った。イベントには夫役の田中圭さんも出席した。

　ドラマは、「第52回読売文学賞」（2001年）を受賞した山田詠美さんの同名小説（講談社文庫）が原作。連続ドラマ「101回目のプロポーズ」（フジテレビ系、1991年）や「素顔のままで」（同、1992年）などの光野道夫さんが監督を務める。夏美の恋愛、夫婦の関係、仕事の葛藤を描くラブストーリーで、深田さんは2020年10月期に放送されたフジテレビの「ルパンの娘」以来のドラマ主演となる。全10話で一挙配信される。