福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「舞いあがれ！」（総合、月～土曜午前8時ほか）の第94回が2月15日に放送された。同回では、御園（山口紗弥加さん）が書いたIWAKURAの記事が新聞に掲載され、笠巻（古舘寛治さん）のある一言が視聴者の話題に上った。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　新聞記事を読んで、舞（福原さん）やめぐみ（永作博美さん）、女性の社員はうれしそうだったが、男性社員の藤沢（榎田貴斗さん）は「俺らのことは全然書いてなかった……」と不満を口にする。

　舞は御園に対し「男性社員のことが書かれてへんかったなって。IWAKURAは、従業員みんなで立て直した会社です。母と私と、女性の従業員だけが頑張ったみたいに書いてあんのは……」と疑問を投げかける。

　御園は「だってそこが面白いと思ったんだもん。工場で働きそうもない母と娘が奮闘の末に工場を立て直した。女性のパワーが町工場を変えた！　面白いじゃない！　まだまだ男の人が多い物作りの世界で、女性が活躍してるってすごいことだよ。記事を読んで、勇気が出た女性もいると思う」と女性にスポットを当てた記事の意義を語った。

　その後、「うめづ」で飲み会を開いたIWAKURAの従業員たち。藤沢は「俺らは（記事に）載りませんでしたけどね」と相変わらず愚痴をこぼす。続けて従業員から「せめて笠巻さんの話だけでも載せてほしかった！」と声が上がる。

　すると笠巻は「俺はええわ。職人はな、黙ってええネジ作るのが仕事や」と言い、周囲からは「渋いな～」とベテラン職人をたたえた。

　SNSでは「元からカッコいい笠やん、回を重ねるごとにカッコよくなる！」「それでこそ笠やん！！」「笠やん、職人気質！　カッコいい！」「さすが笠やん、これぞ職人魂！」といったコメントが上がっている。