なにわ男子・藤原丈一郎:GP帯連ドラ初出演 「ペンディングトレイン」で口達者な関西人に(コメント全文)

連続ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」に出演する(左から)井之脇海さん、古川琴音さん、藤原丈一郎さん (C)TBS
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連続ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」に出演する(左から)井之脇海さん、古川琴音さん、藤原丈一郎さん (C)TBS

 人気グループ「なにわ男子」の藤原丈一郎さんが、4月期の連続ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(TBS系、金曜午後10時)に出演することが2月26日、明らかになった。藤原さんがゴールデン・プライム(GP)帯の連ドラに出演するのは初めて。ゲームやイラスト、マンガなどのポップカルチャーを学ぶ専門学校の学生で、明るく口達者な関西人・米澤大地を演じる。

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 ドラマは俳優の山田裕貴さん主演で、「恋はつづくよどこまでも」「着飾る恋には理由があって」(共に同局系)などの脚本家・金子ありささんによるオリジナル作品。8時23分、いつもと同じく都心に向かう電車の一両が、未来の荒廃した世界にワープ。同じ車両に乗り合わせた見ず知らずの乗客たちは水も食料もない極限下をサバイバルし、元の世界に戻ろうとする。

 米澤は、物語の舞台となる電車の車両に乗り合わせていた乗客の一人。持ち前のポジティブさで雰囲気を和ませ、乗客たちの中で愛されキャラになっていく。

 俳優の井之脇海さん、女優の古川琴音さんの出演も発表された。共に米澤と同じ車両に乗車していた乗客役で、井之脇さんは日本随一の有名大学の大学院生・加藤祥大(しょうだい)、古川さんは個人主義のネイリスト・渡部玲奈を演じる。

 藤原さん、井之脇さん、古川さんのコメントは以下の通り。

 ◇藤原丈一郎さん

 台本を初めて読んだとき、非現実的な展開に、「次は何が起こるのか?」という楽しみな気持ちになり、“当たり前が当たり前じゃなくなる”そういった恐怖心や人とのつながりを改めて考えさせられる作品だなと感じました。

 演じる米澤大地は、関西人の専門学生でいつも明るくて周りを楽しませる人物。ゲーム好きの陽気なキャラクターなので、物語が進むごとに必要不可欠な役になれるよう頑張ります! また撮影期間中は、共演者の皆様からたくさん学ばせていただき、役と一緒に僕自身も成長していきたいと思っています。

 予測不能なストーリー展開や登場人物の信頼関係など……たくさんのメッセージが詰め込まれている作品なので、そういった部分を視聴者の皆様に多く感じていただきたいです。

 ◇井之脇海さん

 僕は生命科学の研究をしている大学院生・加藤祥大を演じます。人と関わるのが少し苦手な彼が、この極限状態の中で、どう他人と関わり、どう自分の知識を役に立てていくのか演じるのが楽しみです。

 生きるために赤の他人と手を取り合い困難に立ち向かう姿に、心を揺さぶられ、それと同時にもし自分がこの環境に置かれたときに、彼らのような行動がとれるのか、とても考えさせられました。登場人物たちが、不器用だけど一生懸命に、人とつながっていく様子に、ハッとさせられる瞬間がたくさんあるドラマになると思います。もしも自分だったらどう行動するだろうか、そんなことを考えながら皆様に見ていただけたらうれしいです。

 ◇古川琴音さん

 脚本を読んでみて、自分一人じゃ生きていけないと分かったとき、人のありがたさと同時に自分の個性に気づくのかもしれないと思いました。“当たり前”の正体って、一体何なのだろうと考えるきっかけになりました。

 私が演じる渡部玲奈は奇抜なファッションや非常識な言動が目立つ人物です。そんな彼女の特徴を単なるキャラクター要素ではなく彼女のこだわりや考え方が見えるように大胆に、繊細に演じていきたいと思います。

 この作品の見どころは圧倒的キャラクターの多様性。共感できるキャラクターがいることはもちろん、身の回りの人に重ねてみたり、現実では関わることのなかった人たちのことを想像しながらお楽しみいただけたらと思います。

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