星降る夜に：第7話　“鈴”吉高由里子の前に“伴”ムロツヨシが現れる

　女優の吉高由里子さん主演の連続ドラマ「星降る夜に」（テレビ朝日系、火曜午後9時）の第7話が2月28日に放送される。

ウナギノボリ

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　雪宮鈴（吉高さん）のことを、SNSで執拗（しつよう）に「人殺し」と誹謗（ひぼう）中傷し、自宅まで襲撃した“謎の人物”が、マロニエ産婦人科医院にやって来た。 男の正体は、5年前に鈴が命を救えなかった妊婦の夫で、医療裁判を起こすも敗訴した伴宗⼀郎（ムロツヨシさん）だった。伴は薄ら笑いを浮かべながら、鈴に罵詈雑言（ばりぞうごん）を浴びせ、にじり寄ってくる。恐怖のあまり涙する鈴の前に、佐々木深夜（ディーン・フジオカさん）が現れる。深夜が鈴をかばうと、伴は「また来ま～す」と言い放ち去って行く。

　その夜、鈴が仕事を終えて病院を出ると、スーツ姿でキメた柊⼀星（北村匠海さん）の姿が。一星は「行きますか、姫」と手を差し伸べ、鈴をドレスアップさせ、高級レストランへ連れてゆく。背伸びしながらも鈴のことを守ろうとする一星に、鈴は法廷で「人殺し」と叫ぶ伴の声が今も耳から離れないと苦しい胸中をさらけ出す。すると⼀星は、鈴の耳をふさぎ、手話で「そんな言葉、聞かなくていい」と語りかける。

　一方、深夜が鈴に恋愛感情を抱いているのではないかと感じていたマロニエの院長・麻呂川三平（光石研さん）や、北斗千明（水野美紀さん）は、深夜の本心を確かめようとする。

　そんな中、マロニエの看護師・伊達麻里奈（中村里帆）が妊娠していることが発覚。伊達は“ある事情”から、彼氏に妊娠したことを伝えられないと思い悩む。

　不穏な出来事は更に続く。伴が再びマロニエに乱入し、鈴のことを「人殺し」とわめき、「俺は被害者なんだ」と絶叫。止めようとした深夜や看護師たちを突き飛ばし、院内で大暴れし始めて……と展開する。

　ドラマは、吉高さんが紫式部役で主演する2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の脚本を担当する大石静さんのオリジナル作品。感情を忘れて孤独に生きる35歳の産婦人科医、雪宮鈴と、生まれつき耳の聞こえない25歳の遺品整理士、柊一星の10歳差の恋を描く。