R-1グランプリ：田津原理音が第21代王者に　芸歴10年目のダークホースが栄冠

　ピン芸人日本一を決める「R-1グランプリ2023」（カンテレ・フジテレビ系）の決勝が3月4日、開催され、ピン芸人の田津原理音さんが優勝し、3537人の頂点に立った。

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　田津原さんは、1993年5月25日生まれ、奈良県出身。吉本興業所属で芸歴は10年目。今回が決勝初進出での栄冠となった。劇場に出るのは月数回で、現在もアルバイトをして生計を立てており、今回一番のダークホースとされていた。

　今回決勝に駒を進めたのは、決勝経験者が3年連続ファイナリストとなった寺田寛明さんをはじめ、Yes！アキトさん、サツマカワRPGさんの3人で、ラパルフェ 都留さん、カベポスター 永見さん、田津原理音さん、コットン きょんさんの4人が決勝初進出。そこに準決勝で敗れた23人が3日に行われた復活ステージに出場。こたけ正義感さんがファイナリストに加わり、8人で争われた。

　田津原さんときょんさんがファイナルに駒を進め、田津原さん3票（ハリウッドザコシショウさん、マヂカルラブリー野田クリスタルさん、陣内智則さん）、きょんさん2票（小籔千豊さん、バカリズムさん）の小差で田津原さんが優勝した。