罠の戦争：第10話　“鷲津”草なぎ剛、野心に火がつく　“鶴巻”岸部一徳の完全排除を宣言

　草なぎ剛さん主演の連続ドラマ「罠の戦争」（カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時）第10話が3月20日に放送される。

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　首相補佐官に抜てきされた鷲津（草なぎさん）は週刊誌に政治資金規正法違反容疑を取りざたされる。政界内には怪文書が出回り、立場が危うくなる。鷲津は、幹事長を退いた鶴巻（岸部一徳さん）の仕業とにらみ、虻川（田口浩正さん）が鶴巻の私設秘書として永田町に戻ったことにも不安を覚える。

　だが、竜崎首相（高橋克典さん）の一言で政治家としての野心に火がつき、鶴巻の完全排除を宣言する。

　後日、由貴（宮澤エマさん）が鷲津の留守中に事務所へ。鷲津に頼まれたある物を置いて帰る。権力を使って記事をつぶされて以来、由貴は鷲津への信頼を失っていたが、ある思いから協力する気になったらしい。だが、それはある人物の差し金だった。

　鶴巻の不正暴露に躍起になる鷲津は職務をおろそかにするようになり、貝沼（坂口涼太郎さん）は愚痴をこぼす。梨恵（小野花梨さん）や眞人（杉野遥亮さん）も、怪文書の件で、誰が事務所の内情を漏らしたのか疑心暗鬼になっていた。可南子（井川遥さん）も、多忙を理由に家庭を顧みず人が変わったような夫に複雑な思いを抱いていて……。

　脚本は後藤法子さん。愛する家族を傷付けられた国会議員秘書・鷲津亨が知略を尽くす報復エンターテインメントだ。