すみれ:「たまにメールを打ってしまう」亡き母・松原千明さんを思い涙 自身も母になり「どれだけ苦労して育ててくれたか」 「徹子の部屋」で

すみれさん
1 / 1
すみれさん

 モデルのすみれさんが、3月27日午後1時から放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。昨年10月に64歳で亡くなった母で女優の松原千明さんへの思いを語った。

ウナギノボリ

 すみれさんは、松原さんと俳優の石田純一さんの長女。2021年11月に2歳年上の一般人男性と結婚し、昨年4月に長男を出産した。松原さんは初孫の誕生を喜んだが、米ハワイで暮らしていた松原さんとはコロナ禍で会うことができず、孫を抱っこすることなく亡くなってしまったという。

 黒柳さんが「直接会って抱っこしてもらいたかったでしょ?」と聞くと、すみれさんは「そうですね。それだけが……。本当にママにとって私の息子が生まれたのが、生きがいになってたみたいな感じで、すごく生き生きしていたのに」と振り返った。

 すみれさんが松原さんと最後に会ったのは、長男を妊娠中だったおととしの12月だった。2年ぶりの再会だったといい、2人が抱き合って涙を流しながら喜び合う写真を披露。「(すみれさんの)旦那とも初めて会えたりとか、2年間の空白があっても今まで通りだったなっていう感じで、ちょっと体調が悪かったんですけど『元気だよ。ママ頑張るよ』って言ってくれて」と涙を浮かべた。

 すみれさんは7歳の時に、松原さんとハワイへ移住。その理由について「パパがいろいろやらかしちゃって。夜中でもパパラッチがピンポンしに来ちゃったりとか」と回想。「ハワイに行ってよかったなって思いますし、ハワイで育って誇りに思っているというか、英語もしゃべれるようになってよかったですし感謝してます、母に」とほほ笑んだ。黒柳さんが「よくお母さま、決断なさいましたよね」と言うと、すみれさんは「そうですね、一人でね。大変だったと思います」としみじみ語った。

 すみれさんは「どんなにママが苦労して私を育ててくれたのかとかも子供を産まないと分からないですし、本当に愛で育ったんだなって思いますね」と話し、「本当にすてきな思い出ばっかりしかないので、もっと母として頑張って息子のためにもすてきなハッピーな思い出をいっぱい作りたいなって思います」と涙を流した。

 松原さんの遺骨はハワイの海に散骨し、今後、日本のお墓に納骨する予定であると告白。すみれさんは「会いたい気持ちがいまだに……。ママにメールだけでも打ちたいなとか、たまにメールとかも打っちゃうんですよね。とにかく私を育ててくれてありがとう、それだけを伝えたいです。会いたいよって」と再び涙を流した。

テレビ 最新記事