リッチマン、プアウーマン：小栗旬の“月9”がタイでリメーク　タイ版“花沢類”デュウが主演

　俳優の小栗旬さんが主演、石原さとみさんがヒロインを演じた2012年放送の“月9”ドラマ「リッチマン、プアウーマン」（フジテレビ系）がタイでリメークされることが3月28日、明らかになった。タイ版のタイトルは「Faceless Love」で、5月初旬から制作。人気作「花より男子」のタイ版リメークで花沢類（タイ版の役名はレン）としてデビューした若手人気俳優のデュウ（ジラワット・スティワニッチャサック）さん、モデルで人気女優のカオ（スパサラー・タナチャート）さんの出演も発表された。

　「リッチマン、プアウーマン」は、人間的に欠落した部分はあるものの、偶然と運でビリオネアとなったIT企業社長（小栗さん）と、将来困らないようにと勉強や資格取得に励んできたにもかかわらず、就職先が見つからない東大生（石原さん）の恋模様を描いた作品。脚本を「おかえりモネ」などの安達奈緒子さんが担当して、2012年7月期の“月9”枠で放送。世帯平均視聴率（全11回）は 12.4％を記録した。

　タイ版は、「花より男子」のタイ版リメークも手掛けた同国の大手エンターテインメント企業「GMMTV」が制作。タイドラマ「Astrophile」などの人気作品を手掛けたクー・エッカシット・トラクーカシムサックさんが監督を務める。タイトルの「Faceless Love」は主人公が、人の名前や顔を一度に覚えることが難しい心因性認識不全症候群を患っていることからヒントを得ているという。