どうする家康:“氏真”溝端淳平が「静岡まつり」参加 終始笑顔で「とてもいい時間」 ドラマ再登場を予告「僕自身楽しみ」

「静岡まつり」の大御所花見行列に参加した溝端淳平さん=NHK提供
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「静岡まつり」の大御所花見行列に参加した溝端淳平さん=NHK提供

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)で今川氏真を演じる溝端淳平さんが4月1日、静岡市で開催された「静岡まつり」の大御所花見行列に参加。花車に乗り、駿府城公園の東御門から静岡浅間神社まで、およそ40分にわたり静岡の街を巡り、溝端さんは終始、笑顔を見せた。

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 行列を終え、浅間神社にある「静岡市 大河ドラマ館」で取材に応じた溝端さんは「きょうは本当に天気に恵まれて、桜も満開できれいでしたし、何より静岡の方々に温かく迎えていただけて、皆さんの優しさに包まれながらの行列は楽しかったです」と振り返った。

 改めて「とてもいい時間でした」と話す溝端さんは「僕は今回が初めての大河ドラマで、今川氏真というとてもやりがいのある役をやらせていただきましたが、これだけ静岡の方は温かく見守ってくださっていたんだなと改めて感じ、その“恩返し”の気持ちが大きいですね」と思いを口にした。

 第12回(3月26日放送)で、栄華を誇った今川家は事実上の滅亡を迎えたが、父・義元から家督を継いでからの9年について、「氏真にとってはとても長かったと思います」といい、「普通の9年ではないので。壮絶なことが起きて、信長だったり武田信玄だったり、豪傑たちに囲まれて、まだまだ若い氏真が家臣にも恵まれず、どんどん闇の中に落ちていく。その苦しみから考えると、とてもとても長かっただろうなと」しみじみと語る。

 続けて「ドラマの中では、第12回の最後に、志田未来さん演じる妻・糸さんの『もう降りましょう』『もう充分です』という言葉でやっと解放されますが、それを思うと、果てしなく長く苦しい9年だったと思います」と氏真の境遇に思いをはせた。

 最後に「ちょうど僕がメインで描かれる『氏真』というタイトルの回の放送が先週で、その6日後の4月1日に『静岡まつり』があるというのは、深いご縁ですよね。参加できて、非常にありがたかったです。ドラマの中で、戦国武将としての今川家は終わりましたが、今後どんな氏真になって再登場するのか、僕自身も楽しみにしています」と締めくくった。

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