探偵!ナイトスクープ:中退を決意した女子大生 寄り添ってくれた白い犬を思い切り抱きしめたい

4月28日放送「探偵!ナイトスクープ」の一場面=ABCテレビ提供
1 / 1
4月28日放送「探偵!ナイトスクープ」の一場面=ABCテレビ提供

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが局長を務める人気バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ、金曜午後11時17分)。4月28日の放送では石田靖探偵が「大きな白い犬キュウ太とお別れ」を調査した。

ウナギノボリ

 依頼は京都府の20歳の女子大生から。依頼者は退学を決意。大学をやめるに当たり、学校と家の間に飼われている知らない人の家の犬とお別れのあいさつをしたいという。

 依頼者は2年前に京都の大学に入学したが、楽しかったのは1年生の時だけで、2年生の途中から友達に無視され、仲間はずれにされるようになった。孤独に押しつぶされそうな毎日だったが、自分なりに頑張った。しかし、精神的に辛くなってしまい、この3月末で大学をやめ、地元に帰ることにした。

 大学をやめるに当たり、唯一の心残りは、家と大学の間に飼われている大きな白い犬「キュウ太」のことだという。犬を飼ったことも触ったこともなかった依頼者は、入学当初は犬の前を素通りするだけだったが、依頼者が落ち込んでいたとき、犬が寄り添ってくれた。

 今も毎日キュウ太に会いに行っているが、飼い主とは面識がなく、会える時間も限られている。会えるときも、触れ合いは柵越しだ。京都を離れる前に、キュウ太を思い切り抱きしめ、寄り添ってくれたお礼を伝え、散歩に連れていきたいという。依頼者は、心優しく寄り添ってくれた大型犬に、お礼を伝えることはできるだろうか。

テレビ 最新記事