石井ふく子&井上順:「同じようなたれ目がいる」出会いのきっかけは石井さんの母の一言 家族のように過ごした森光子さんらのエピソードも 「徹子の部屋」で

石井ふく子さん(右)と井上順さん
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石井ふく子さん(右)と井上順さん

 テレビプロデューサーの石井ふく子さんと歌手でタレントの井上順さんが、5月8日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。2人の出会いや、石井さんの母で小唄の師匠だった三升延さんの思い出を語った。

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 石井さんと井上さんは20歳差の親友で、付き合いは50年以上。2人が知り合ったのは、三升さんの一言がきっかけだった。テレビで井上さんを見かけた三升さんは、石井さんに「お前と同じようなたれ目がいるんで一度会ってみたら」と伝えたそう。

 石井さんは、自身がプロデューサーを務めるドラマに井上さんを起用。井上さんは、撮影の空き時間に石井さんに連れられ、三升さんの元を訪れた。三升さんは、2人の顔を見るなり「(たれ目が)そろったわね」と声を掛けたという。

 井上さんは「石井さんはすぐ(現場に)戻ったんですけど、僕は(空きが)3時間ぐらいあったので、居心地がいいもんだから『もうちょっといていい?』って聞いたら『いなさいよ、遠慮しないで』って。(帰りに)『また来ます』って言ったら、“また”が次の日になっちゃった」と笑った。

 そんな気さくで明るい人柄から、三升さんの元には井上さんのほか、高峰秀子さん、越路吹雪さん、森光子さん、大原麗子さんらが訪れ、家族のように過ごしていたという。石井さんは当時を振り返り、「石井家の長女は森さん、次女が私、三女が大原麗子さん。仕事から帰ってくると、私のベッドで先に寝ちゃってるんですよ。どこに寝たらいいかなっていうくらい」と明かした。

 石井さんは、三升さんから「人を大事にしなさい。人から世話になったことは一生忘れるな。人にしてあげたことはその場で忘れろ」と教えられたといい、「母に言われたことは私の財産です」としみじみ語っていた。

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