どうする家康:フレッシュな風を吹き込む期待の若手キャスト 「未来の朝ドラヒロイン」候補も

NHK大河ドラマ「どうする家康」に出演する久保史緒里さん、細田佳央太さん(共に写真上)と當真あみさん(同下) (C)NHK
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NHK大河ドラマ「どうする家康」に出演する久保史緒里さん、細田佳央太さん(共に写真上)と當真あみさん(同下) (C)NHK

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)第17回「三方ヶ原合戦」が5月7日に放送され、細田佳央太さん、久保史緒里さん、當真あみさんといった若手キャストが新たに登場した。年齢は細田さんと久保さんが21歳、當真さんが16歳で、3人そろって大河ドラマ初出演。フレッシュな風を吹き込む存在として今後、劇中での活躍が期待されている。そんな細田さん、久保さん、當真さんの“横顔”を紹介したい。

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 ◇「町田くんの世界」「ドラゴン桜」の“期待の若手実力派”

 家康(松本さん)の“パーフェクトな息子”松平信康(竹千代)を演じる細田さんは、2001年12月12日生まれ、東京都出身。映画「舟を編む」の石井裕也監督がメガホンをとり、安藤ゆきさんの同名マンガを実写化した「町田くんの世界」(2019年)で、1000人以上が参加したオーディションを勝ち抜き、主人公の“町田くん”を射止め、映画デビューを果たしている。

 2021年4月期の連続ドラマ「ドラゴン桜」(TBS系)では、髪を丸刈りにし、体重も約12キロ増量と、“町田くん”の頃のひょろりとした姿とは大きく異なる体形で、昆虫が大好きな心優しき“健太くん”を好演。高い評価を得ると、翌2022年1月期の「もしも、イケメンだけの高校があったら」(テレビ朝日系)でドラマ初主演を飾るなど、期待の若手実力派の一人として注目を集めている。

 ◇現役の人気アイドルが“大河女優”として羽ばたく?

 信康のもとに嫁いだ信長(岡田准一さん)の娘・五徳を演じる久保さんは2001年7月14日生まれ、宮城県出身。人気アイドルグループ「乃木坂46」の中心メンバーとして知られ、ティーン向けメディア「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)の専属モデル、乃木坂46の冠ラジオ番組「乃木坂46のオールナイトニッポン(ANN)」(ニッポン放送)の2代目パーソナリティーも務めるなど、活躍は多岐にわたる。

 近年は役者業も盛んで、2021年に「クロシンリ 彼女が教える禁断の心理術」(カンテレ・BSフジ)で連続ドラマ初主演。同年は舞台「夜は短し歩けよ乙女」でヒロインを演じ、2022年の舞台「桜文」では主演を務めた。6月30日公開の映画「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」(片山慎三、 内田英治監督)にも出演する久保さんだが、現役の人気アイドルが、“大河女優”として、この後どんな演技を見せてくれるのか……。

 ◇ドラマデビューから1年 話題作への起用続く、正統派美少女

 信康の妹で、家康と瀬名(有村架純さん)の長女・亀姫役を務めるのが當真さんだ。2006年11月2日生まれ、沖縄県出身。昨年1月期に放送された「妻、小学生になる。」(TBS系)でドラマデビューを果たし、同年4月には「カルピスウォーター」(アサヒ飲料)の第14代CMキャラクターに抜てきされた。また、同年7月期のドラマ「オールドルーキー」(同)にゲスト出演し、無名だがスター性のあるフェンシング選手を演じた際、画面から伝わる正統派の美少女ぶりにSNSが大いに沸いたことも記憶に新しい。

 昨年末に公開された劇場版アニメ「かがみの孤城」(原恵一監督)で主演を務め、「オールドルーキー」と同じTBS系「日曜劇場」枠で今年1月期に放送された「Get Ready!」にレギュラー出演。並行して「ドラマ10『大奥』」にも龍(後の田沼意次)役で登場した。ドラマデビューからまだ1年ながら、NHKの話題作への起用が続く當真さんを「未来の朝ドラヒロイン」に推す声も一部から上がっている。今後の成長が非常に楽しみだ。

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