東京P.D. 警視庁広報2係
第11話 真実か事実か・・・明らかになる“死”の真相
4月7日(火)放送分
NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第18回「真・三方ヶ原合戦」が5月14日に放送され、甲本雅裕さん演じる夏目広次(吉信)の最期が描かれた。武田信玄(阿部寛さん)との戦に敗れた徳川家康(松本潤さん)の影武者として果てる壮絶な最期となったが、甲本さんに広次の最期に込めた思いや、撮影の舞台裏を聞いた。
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広次は、武骨な武将が多い徳川家臣団の中で、家康を実務面で支える「事務方のトップ」として第1回から登場。いつも家康から名前を間違えられる……というキャラクターだったが、第18回で、もともとは「夏目吉信」という名で家康の幼少の頃より仕えていたが、家康を織田家に誘拐された責任から元の名を捨て「夏目広次」へと改名していたことが明らかになった。
窮地の家康のもとに駆けつけ、身代わりになった広次。家康も広次が古くから仕えていたこと、「吉信」という名を思い出し、涙の別れとなった。
甲本さんは広次の最期について「戦国時代の武士は『立派な死に方が美徳である』という考えを持っていたと思うので、広次にとって最高の死に向かったのかなと思いました」と話す。
幼少期の家康を助けられず、三河一向一揆の際は家康から一向衆側に寝返った広次。甲本さんは「(影武者を引き受けたのは)もしかしたら自己満足のためかも知れない。(家康と)何のわだかまりもなくして死にたい、という思いはあったのかな」と述べた。
家康との別れのシーンは、松本さんと事前に「ここはこうしようという相談はなかった」という。「ただ、撮影の前に潤君とすれ違ったとき、『すべて起きることに従おう』とはお話しました。シーンが始まって、終わるまで何が起こるのかを楽しみに臨もうって」と振り返る。
「あのシーンは“起きることに従った方がいいシーンになるのでは”と思ったんです。台本をいただいてから、無数のことを想像しましたが、プランでやるシーンではないなっていう思いが出てきて。監督にも『もしかしたら泣くかもしれないし、泣かないかもしれない。とりあえず(自由に)やらしてくれませんか』と相談しました。もちろんセリフ通りにしゃべっていますが、何か(演技プランを)構築するということはなかったです」
家康の影武者となり、武田勢に切り込んでいき、力尽きた広次。同シーンについて「気持ちが入りすぎたのですが、実は果てるシーンの立ち回りで指にケガをしてしまって。ケガ自体は大きくなかったのですが、その後貧血になり、人生初の救急車で運ばれました(笑い)。本当に逝っちゃったみたいな気持ちになりました(笑い)」と明かした。
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