ラストマン-全盲の捜査官-:“吾妻”今田美桜が“皆実”福山雅治との絆を深める ラストはアドリブ?(ネタバレあり)

連続ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」第4話の一場面(C)TBS
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連続ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」第4話の一場面(C)TBS

 福山雅治さん主演の連続ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」の第4話がTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠で5月14日に放送され、連続毒殺事件の真相が明らかになった。毒殺事件は、吾妻(今田美桜さん)の過去の心の傷にも関わっており、皆実(福山さん)のおかげで克服できた吾妻は、ラストシーンで足取りも軽く皆実と2人でジョギング。会話の中で福山さんの曲のタイトルが出てきて、皆実が「歌いますか?」と答える場面があり、視聴者は「アドリブ?」と盛り上がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 全盲の人たらしFBI特別捜査官・皆実広見(福山さん)と、犯人逮捕のためには手段を選ばない刑事・護道心太朗(大泉洋さん)がバディーを組んで難事件に挑む痛快バディードラマ。

 同回では、ジョギング中の皆実と吾妻が突然倒れ込んだ男性に遭遇。その後、病院で男性の死亡が確認される。

 事故死と見られていたが、違和感を覚えた皆実は病理検査を依頼。死因は毒物と判明する。遺体の手には謎の紋章が刻印されていた。

 心太朗の調べで同様の犠牲者が3人いると分かり、共通していたのは国家規模の事件に絡む要人ということだった。公安、捜査2課とも連携した大掛かりな捜査が始まり、皆実たちは被害者の妻に話を聞きにいく。

 そんな中、泉(永瀬廉さん)が、吾妻を捜査から外すよう皆実に頼んでくる。理由は、過去の事件から吾妻が抱え続けている心の傷だった……と展開した。

 殺されたのは電車内で痴漢をしていたグループのメンバーで、犯人は痴漢冤罪(えんざい)被害者の会の代表の女性だった。理由は婚約者が痴漢冤罪で悩んだ末、自殺したことで痴漢グループを恨んでいたのだが、婚約者も実は冤罪でなかったことが分かる。

 10年前、学生時代に陸上に打ち込んでいた吾妻は選手を狙った盗撮に悩まされ、スランプに陥り、ストーカー行為も受けて、部屋から一歩も出られなくなったという過去があった。そんなときにFBIで活躍する皆実の存在を知り、「誰かのために頑張っている皆実さんを見て、私も頑張ろうと思った」と手紙を送ったという。

 「今の私がいるのは皆実さんのおかげです」という吾妻に、皆実は「救われたのは私の方です」といい、吾妻が名乗った瞬間に自分と同じ道を歩んでくれたと感動したという。皆実は「人生というものはやはり素晴らしいものですね。吾妻さん、あなたに会えて本当によかったです」と言葉をかける。

 ラストでは足取りも軽く併走でジョギングする皆実と吾妻。吾妻が「あっ、虹が出てます」と言うと、皆実が「えっ、歌いますか」という場面でこの回のラストを迎えた。

 「虹」は福山さんが2003年にリリースしたシングル曲で、SNSでは「福山さんのアドリブなんかな?」「ラストはやっぱりアドリブかな?」といった声や「今日は『虹』を聴いて寝ます」「ラストの虹です!→歌いますか?はさすがに笑った」「ウルッとした後の声出し笑いで終わった」などと盛り上がった。

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