ケイジとケンジ、時々ハンジ。:目撃した女子中学生を説得 “奈々美刑事”岡崎紗絵の言葉に「グッときた!」(ネタバレあり)

連続ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」の第6話の場面カット=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」の第6話の場面カット=テレビ朝日提供

 俳優の桐谷健太さん主演の連続ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第6話が5月18日に放送された。同話では、警察への不信感から目撃証言を拒否する女子中学生を説得した刑事の奈々美(岡崎紗絵さん)の言葉に、視聴者が「グッときた!」と話題を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 2020年1月期に放送された「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」主演の桐谷さんと、脚本の福田靖さんが再びタッグを組んだ。元体育教師の情熱系刑事、仲井戸豪太(桐谷さん)を中心に、刑事と検事と判事が真っ向からぶつかり交わるサスペンスコメディー。

 第6話は、横浜みなとみらい署強行犯係の刑事・豪太は、検事の二階堂から無銭飲食強盗事件の追加捜査を命じられ、てんてこ舞い。そのさなかに、高架下の広場で矢口久志(舟津大地さん)がケンカの末に暴行を受ける事件が起こる。

 加害者の男は止めに入ったホームレスを突き飛ばして逃走。強行犯係の面々は覚醒剤の売買を巡るトラブルだとにらむが、ホームレスは加害者の顔までは覚えておらず、さらに被害者の矢口も面識のない人間とケンカになったと証言したきり、黙秘に転じてしまう。

 110番通報した近隣住民が、制服姿の女子中学生が一部始終を目撃していたと証言。目撃者と思われる中学生に聞き込みを開始した強行犯係の原口奈々美(岡崎さん)と岸本凛(長井短さん)は、警察官を拒絶するような態度を取る生徒、松原未央(北里琉さん)のことが引っかかる。

 未央は何か理由があって、本当のことを言っていないのではないかと考えた奈々美と凛は後日、未央の自宅にもう一度話を聞きに行く。しかし、未央は「話したくありません」と言って再度拒絶する。

 そんな中、事件現場を洗い直した豪太は、加害者の大八木勇ニ(両角周さん)を捕まえる。だが加害者の大八木はおろか、被害者の矢口も、そして目撃者の未央も黙秘を貫き……と展開した。

 未央は小学生のころ、父が母にDVをしていたが、警察がきちんと対応してくれなかったことから不信感を持っており、事件を目撃していたにもかかわらず、証言を拒んでいた。だが再三の奈々美の説得で心を開き、真犯人を証言。犯人はやはり大八木で、被害者の矢口との覚醒剤の売買にまつわるトラブルだったことを認めた。

 説得の際、奈々美は高校のとき小学生の女の子が通り魔に襲われた事件のことを未央に話し、「つかまった犯人はテレビカメラに向かってニヤニヤ笑ってたの。私、体が震えた。絶対許せないって」と刑事になったきっかけを語り、大半の警察官が「犯罪から世の中の人を守りたいと思っているから、誰かが誰かを傷つけることを絶対に許しちゃいけない」と未央を説得した。

 SNSでは、「奈々美刑事が、目撃者である中学生に向かう言葉にグッときました!」「真っすぐな言葉、とても響きました。岡崎紗絵さん、ありがとう、いい役者です」「今回は岡崎紗絵ちゃんが活躍しました。すてきな紗絵ちゃん。うれしい回でした」といったコメントが上がった。

 また、女子中学生の目撃者、未央を演じた北里さんについて「連ドラ初出演とは思えない存在感」「めっちゃ存在感あるなあ」といった声もあった。

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