小田貴月:高倉健さんに17年寄り添ったパートナー 「死んだふりをしていた」高倉さんの少年のような素顔明かす 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した小田貴月さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した小田貴月さん=テレビ朝日提供

 2014年に83歳で亡くなった俳優・高倉健さんのパートナー、小田貴月(おだ・たか)さんが、6月8日に放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。17年間を共にした高倉健さんとの生活を振り返った。

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 小田さんは俳優を経て、海外のホテルを紹介する番組の演出を手掛けるようになった。1996年に33歳で高倉健さんと出会い、2013年に養女となった。

 黒柳さんが「高倉さんは仕事以外ではなるだけ目立たずに過ごしたいっていつも願ってらした方なんですって?」と尋ねると、小田さんは「一度も一緒に食事に行ったこともありませんし、旅もないですし、家の中ができる限り充実した空間であれば良いかなって思って過ごしました」と答えた。

 高倉さんは普段、小田さんに「お化粧しないでください」とお願いしていたという。小田さんは「本当にきれいな方ばかり撮影所にはおられるじゃないですか。お化粧イコール仕事っていうのがすり込まれていて、日常生活を送るうえにおいては、すっぴんでいてくださいって」と振り返った。

 高倉さんが小田さんに宛てて書いた手紙も公開された。「いつの日にか、そんな人が現れたらと買ってたものです。貴君、それがあなたです」というメッセージと共に、誕生日プレゼントとしてネックレスを贈られたという。

 小田さんは高倉さんについて「世間で言われているような無口ではありませんでした。非常に饒舌(じょうぜつ)で。時々なんですけど、死んだふりをするんですよね。長い革のソファの上でひっくり返ってるんです。ちょっと面白かったので放っておいたんです。すごいキツい体勢なので『何で早く見つけないんだ!』って。もう少年でした」とおちゃめな一面を明かした。

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