悪女について:田中みな実がスキャンダルにまみれた実業家役で主演 再編集版2週連続放送

田中みな実さん主演の「ドラマ10『悪女について』」前編場面カット (C)NHK
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田中みな実さん主演の「ドラマ10『悪女について』」前編場面カット (C)NHK

 俳優の田中みな実さんが主演を務めるNHKのドラマ「悪女について」の再編集版が、同局の「ドラマ10」枠(総合、火曜午後10時)で、6月27日から2週連続で放送される。本作は、有吉佐和子の名作長編小説を現代に置き換えてドラマ化。田中さんはスキャンダルにまみれた実業家・富小路公子を演じている。

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 ドラマは、バブル期の混乱から現代まで続く景気低迷時代を舞台に、昭和・平成・令和の時代をまたいで、社会のシステムや人間の情を巧みに操り、堂々と生き抜いた「悪女」と言われる女の実像に迫る……という内容。今年3月にBS4Kで放送された。

 田中さんのほか、木竜麻生さん、吉沢悠さん、細田善彦さん、尾美としのりさん、泉澤祐希さん、田中偉登さん、時任勇気さん、林家正蔵さん、渡辺真起子さん、床嶋佳子さん、戸田恵子さん、橋爪功さんらが出演している。

 再編集版は前編と後編に分け、放送。前編では、虚飾の実業家、富小路公子(田中さん)が謎の死を遂げた。公子の実像に迫り悪女小説を書こうと、若手小説家の梶谷亜弥(木竜さん)は関係者に取材を始める。すると、思わぬ証言の数々が亜弥を動揺させる。再婚相手は公子の離婚歴を知らず、離婚を切り出された際には豪邸を慰謝料として手に入れ、二人の息子を引き取って暮らし始める。

 息子たちは誰の子供なのか。巨額の富を築いた公子の原点は……。

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