あまちゃん:“ミズタク”松田龍平が再び名言「天野の代わりはいません!」 視聴者「よく言った!」

のんさん(左)と松田龍平さん
1 / 1
のんさん(左)と松田龍平さん

 のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第107回が、NHK・BSプレミアムで8月4日に再放送された。レコーディングで春子(小泉今日子さん)と“太巻”こと荒巻太一(古田新太さん)が決裂し、アキ(のんさん)はGMTをやめることに。マネジャーの水口(松田龍平さん)が「天野の代わりはいません!」と太巻に訴える場面があり、視聴者から「よく言った!」と称賛の声が上がった。

ウナギノボリ

 同回では、GMTのデビュー曲「地元に帰ろう」のレコーディング音源を聴いた春子が、「これ、録(と)り直してください」と太巻がメンバーを指導中のレッスンルームに乗り込んでくる。

 音源にはオートチューンがかかっており、春子は「あんなロボットみたいな、宇宙人みたいな声」が気に入らない様子。太巻はインパクトがないから近代的なギミックを引用したというが、春子は「ようするに奇をてらったわけね」とばっさり切り捨てる。さらに、本人たちに声を変える了承を得ていないと聞き、「歌い手に対する配慮が足りない!」と抗議する。

 CDはそれでいいとしても歌番組ではどうするのかいう話になり、「得意の口パクですか?」「ウチの娘を鈴鹿ひろ美と一緒にしないで!」と禁句まで口にする春子に、太巻もキレて「慈善事業ちゃいまんねん。商売やってまんねん」と関西弁でまくしたて、「売れないよ、君ら」「デビューできるだけでありがたいって、せめて親御さんには思ってもらわんとな」と吐き捨てる。

 すると春子はアキの手を引いて、「どうせクビなんでしょ。こんな事務所こっちから願い下げだけどね」「どこまでも器が小さいのね」「普通にやって普通に売れるもの作りなさいよ!」と言って、「じゃあね」と2人で部屋を出て行く。

 アキは「これはおらの問題だ。考えさせてけろ」と抵抗するが、春子の様子を見て「しょうがねえ。ここさ来る前からおら、ママの娘だ」とやめることを決意。自分がいなくなってもGMTは「デビューさせてけろ!」と土下座してマネジャーの水口(松田龍平さん)に思いを託す。

 水口は「分かった! 伝えておく」と言いつつ、太巻がいる部屋で河島(マギーさん)から「急いで天野の代わりを見つけないと」と言われると、「天野の代わりはいません!」と真逆のことを叫んでいた。

 この様子に、SNSでは「何度目かのカッコいい水口きたー」「水口! よく言った!」「水口かっこいいな」「「天野の代わりはいません!by水口(名言再び)」「水口ー!」「水口の表情を見てしまう」と盛り上がった。

 また、劇中で太巻の密着取材している番組が同局の「プロジェクトX」のパロディーになっており、「田口トモロヲさんのナレまで使って」「田口トモロヲさんわざわざ呼んだのかな」とナレーションも話題になった。

テレビ 最新記事