俳優の中越典子さんが、趣里さんが主演する2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」に出演することが8月8日、分かった。中越さんは2003年の朝ドラ「こころ」でヒロインを務めており、「20年ぶりの朝ドラのお話をいただき、本当にうれしかったです。2003年に、私がヒロインを演じさせていただいた頃の懐かしさや、演技を始めたときの原点へかえるような、万感の思いで現場に入らせていただきました」とコメントしている。
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今回発表されたのは、趣里さんが演じる花田鈴子の実家の銭湯「はな湯」と、鈴子の出生地・香川の登場人物。中越さん演じる西野キヌは、香川編で登場。地域の顔役・治郎丸の家でかつて女中をしていたことから、治郎丸からはよく思われておらず、肩身の狭い思いをしているという役どころだ。
鈴子の少女時代を、オーディションで選出された澤井梨丘さんが演じることも発表された。「役をいただいた時は、うれしすぎて今までで一番長い時間空中にいたのではないかと思うほど、飛び上がって喜びました。家族のように寄り添ってくださる監督さんやスタッフの方々、実力派の俳優さんたちとブギウギで共演できることがとっても幸せです。何事にも一生懸命な鈴子を見て、今日も一日頑張るぞ!!という気持ちになっていただけるとうれしいです」と話している。
本上まなみさん、石倉三郎さん、三林京子さんの出演も発表。本上さんは、神戸の旅館で女中として働くも、訳あってはな湯を訪ねてくる三沢光子、石倉さんはキヌが働いていた香川の地主、治郎丸和一、三林さんは鈴子の祖母で、和一とも幼なじみの大西トシを演じる。
「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター、笠置シヅ子さん(1914~1985年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語だ。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。秋から放送開始を予定している。
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