西田尚美＆香音：MEGUMIプロデュースドラマでW主演　世代の違う女性同士の絆描く「くすぶり女とすん止め女」

　俳優の西田尚美さんと、野々村真さんの長女でモデルの香音（かのん）さんが、10月10日スタートの連続ドラマ「くすぶり女とすん止め女」（テレビ東京系、火曜深夜0時30分）でダブル主演を務めることが9月7日、明らかになった。2人は共にテレビ東京の連続ドラマ初主演で、共演も初めて。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　ドラマは、女性応援ドラマ企画の第2弾で、第1弾の「完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの」（2022年11～12月放送）に続き、俳優のMEGUMIさんが企画・プロデュースを務める。ふちいく子さんの人気エッセー「くすぶり女のシンデレラストーリー」（梓書院）を原案に、世代の違う2人の女性が出会い、生きづらい現代社会にあらがっていくシスターフッド（女性同士の絆）を描く。

　モラハラ夫と離婚したいが、経済力や自己肯定感が低いため離婚に踏み切れない専業主婦の郁子を西田さんが、恋愛も仕事も万年2番手で満たされない思いを抱える令和世代のほのかを香音さんが演じる。

　自立するために意を決してPR会社で働き始めた郁子は、同僚のほのかと出会う。郁子は夫と離婚するため、ほのかは営業成績で1番になるために、互いに手を取り合うことになり……と展開する。

　西田さんは「原案が同じ時代を生きた女性のお話だったので、自分と重ね合わせながら台本を読みました。ずっと専業主婦で何もわからなかった人が社会に出たときの強さよ！　悩みや問題を乗り越えていく姿にエールを送りたくなると思います。そしていろんな人との出会いが毎話あるのですが、良い意味で皆さん曲者ぞろいなのです。その出会いで郁子がどう変化していくのか、どんな化学反応が起きるのか、これからの撮影がとても楽しみです。ヘアメークとファッションの変化にもご注目ください」とコメント。

　香音さんは「ほのかのような役を演じたことは今までになかったので、とても新鮮な気持ちと、現代を生きる等身大の女性のリアルさをしっかり演じていきたいと思い、日頃から人間観察や働く女性たちの様子を見ながらこの作品に臨みました。世の中の女性たちがこの作品を通して、共感したり、勇気づけられたり、背中を押してくれるような、そんな作品になればうれしいです」と意気込みを語った。

　MEGUMIさんは「前作同様、女性はいつからでも変わることができるし、幸せは自分で取りに行く！　というメッセージを掲げてスタッフさん皆で制作いたしました。 ご覧になった方の気持ちに寄り添い、そっと背中を押せるような作品になれば幸いです」とアピールした。