椎名桔平：「この素晴らしき世界」で物語のカギを握る暴力団幹部役　フジ連ドラ6年ぶり

　俳優の椎名桔平さんが、若村麻由美さんが主演の連続ドラマ「この素晴らしき世界」（フジテレビ系、木曜午後10時）に出演することが明らかになった。椎名さんは、暴力団幹部の刃月恭介（はづき･きょうすけ）を演じる。椎名さんが同局系の連ドラに出演するのは、「コード・ブルー～ドクターヘリ緊急救命～THE THIRD SEASON」（同局系、2017年）以来、約6年ぶり。

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　ドラマは、スーパーマーケットでパートとして働く平凡な主婦・浜岡妙子（若村さん）が、スキャンダルがきっかけで国外逃亡した大女優・若菜絹代（若村さん二役）と姿と声が似ていることを理由に、なりすますことを依頼され、二重生活を強いられるコメディー。

　椎名さん演じる刃月は、若菜が海外へ失踪する原因となった5年前の不倫スキャンダルの相手。妙子が「なりすまし生活」を強いられるきっかけを作った人物だ。第1話で週刊誌記事の写真で姿を見せていたが、サングラスをかけていたため若菜の不倫相手が何者なのか気になる存在となっていた。妙子が連絡を取り合っている謎の人物「Mr.Summr time」とも関係があるとみられる。9月7日放送の第8話で登場し、妙子に驚きの真相を明かすなど、終盤のキーパーソンとなる。

　椎名さんは「若村さんが二役を演じ分けると聞き『それは大変だ！　少しでもチカラになれれば』と思って参加させていただきました。今作は脚本が秀逸で（自分の）出番は少ないのですが、とても重要な役割だと心得て撮影に臨みました」とコメントを寄せた。