俳優の若村麻由美さん主演の連続ドラマ「この素晴らしき世界」（フジテレビ系、木曜午後10時）で、主婦・浜岡妙子と大物女優・若菜絹代を一人二役で演じた若村さんがこのほどクランクアップ。若菜が所属する事務所の社長・比嘉莉湖を演じた木村佳乃さん、若菜の夫・水田夏雄を演じた沢村一樹さんも相次いでクランクアップした。

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　若村さんは「突然決まって現場に来た私を温かく受け入れてくださってありがとうございました。勇気だけでここに来て、今日のこの瞬間を迎えるために毎日目の前のことだけを考えてやってきました。こんな未熟者でダメダメな私を最後まで支えてくださって本当にありがとうございます！」とコメント。

　続けて「この若菜絹代を演じる際に付けるカツラは鈴木京香さんのために作られたものです。私にとってはこれをバトンのような気持ちで受け継ぎ、京香さんも一緒にゴールしていただいた気持ちでいます」と語った。

　撮影現場では、一足先に撮了していた妙子の夫・陽一を演じたマキタスポーツさんが大きな花束を持ってサプライズ登場。しかし、若村さんは若菜のいでたちだったため、マキタスポーツさんは「あれ、（自分の妻の）妙子じゃない！」と苦笑い。そこへすかさず沢村さんが「若菜の夫は僕なんで」と主張し、“夫同士のさや当て”を演じる一幕も。

　沢村さんは「こうやってみんなで集まるシーンで終えて、ちゃんとお疲れさまが言えてよかったです。麻由美ちゃんとせりふのやり取りをするのは今作が初めてだったのですが、とってもすてきでした。一緒に仕事ができてよかったです。本当にお疲れさまでした！」と語った。

　また、木村さんは「麻由美さんとの共演は初めてだったのですが、麻由美さんにこの作品に参加していただけたことで無事撮影することができました。勇気に敬服いたします、本当にありがとうございました！」とコメントした。

　9月14日放送の最終回では、妙子たちは沖野島紀明（吉田宗洋さん）が起こした犯罪を暴露することを決意。陽一らの協力も得て計画を進めていた。さらに、妙子たちは暴露サイトを運営するグリフ（久保山知洋さん）にも協力を仰ぎ、生配信を決行することに。ところが、妙子たちの行動は、グリフを通じて安原光顕（西村まさ彦さん）に筒抜けで……と展開する。