らんまん:朝ドラ新ヒロイン趣里にエール 浜辺美波「笑顔をたくさん浮かべられる現場に」 長期撮影を乗りきるコツも伝授

NHK連続テレビ小説のバトンタッチセレモニーに出席した(左から)趣里さん、神木隆之介さん、浜辺美波さん
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NHK連続テレビ小説のバトンタッチセレモニーに出席した(左から)趣里さん、神木隆之介さん、浜辺美波さん

 放送中のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」主演の神木隆之介さんと妻役の浜辺美波さんが、9月13日にNHK大阪放送局(大阪市中央区)で行われた「バトンタッチセレモニー」に出席。次の朝ドラ「ブギウギ」主演の趣里さんに主役のバトンを渡した。

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 セレモニー恒例の、ドラマゆかりの品のプレゼント交換では、趣里さんが「すてきなお湯で、疲れを癒やしてほしい」と、ドラマのヒロイン、鈴子の実家が銭湯であることに掛けて、二つのドラマのロゴ入りの湯おけを贈呈。神木さんと浜辺さんは、そろって「可愛いー」と喜びの声を上げた。趣里さんには、高知の間伐材を使ったホワイトボードなどが贈られた。

 バトンタッチでは、2人一緒に趣里さんにバトンを渡すという、二人三脚で歩み続けた万太郎&寿恵子夫婦らしいスタイルに。セレモニーを終えて神木さんは「(バトンを渡すのは)遠い未来だなと感じていたので、あまり今実感はないですけど、本当に応援したいという気持ちを込めて渡させていただきました」と感想を語った。

 浜辺さんは「私は(撮影は)途中参加だったので、趣里さんは私の何倍も大変なんだろうなと。その応援と、そして何よりもご健康と、笑顔をたくさん浮かべられる現場であることを、切に願いました」と、バトンに込めた気持ちを語った。また長期の撮影を乗り越えるために「携帯のゲームをするとか、おすすめのマンガを読むとか、一人でぼーっとしたり、好きなことをする時間を大切にしていました」と趣里さんに伝授していた。

 「らんまん」の撮影を振り返って、神木さんは「2人で協力しないと乗り越えられないシーンが結構あって、細かい所まで話し合ってきました。最初は『僕がしっかりしなきゃ』と思っていたけど、戦友という感覚に代わりましたね」といい、浜辺さんは「(ドラマの中で)結婚してからは、2人の間だけで(心の内を)吐き出すようなこともあって、仲が深まりました。心強かったですね」と、まさに劇中の万太郎と寿恵子のように助け合っていたことを明かした。

 「らんまん」は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルに、愛する植物のために情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎と、その妻・寿恵子が、励まし合いながら夢に向かう姿を描いた物語で、9月29日に最終回を迎える。

 「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター・笠置シヅ子さん(1914~85年)がモデル。戦前・戦後の激動の時代に、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けたヒロイン・花田鈴子の波瀾(はらん)万丈の物語だ。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。10月2日から放送開始。

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