テレビ東京が9月15日、本社（東京都港区）で10月期の番組編成を発表した。編成テーマは「改めてファミリーで安心して見られるコンテンツを」で、家族で楽しめるコンテンツを土曜昼、日曜夜で強化する。

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　土曜には、タレントの伊集院光さんと、元テレ東のプロデューサーの佐久間宣行さんによる新番組「伊集院光＆佐久間宣行の勝手にテレ東批評」（7日スタート、午前11時3分）、直後の午前11時半～午後0時15分の枠には、今回で9回目の枠移動となる「モヤモヤさまぁ～ず2（モヤさま）」（火曜午後11時6分）を編成。「勝手にテレ東批評」は、長年作り手、出演者としてテレ東に携わる2人が、好き勝手に同局の番組を語り合う。

　日曜夜は、単発特番枠「日曜ビッグバラエティ」（午後6時55分）の放送を25分繰り上げ、午後6時半～同8時半に移動。そして人気バラエティー「家、ついて行ってイイですか？」（午後9時）の放送時間を30分拡大し、午後8時半～同54分の1時間24分番組とする。

　改編率はゴールデン帯（午後7～10時）で7.1％、プライム帯（午後7～11時）で5.7％、全日帯（午前6時～深夜0時）で9.1％となった。

　ジャニーズ事務所の所属タレントの今後の起用についても言及。工藤仁巳コンテンツ編成部長は「すでに出演が決まっているものについては起用を続ける」といい、判断に至った経緯については「番組の制作過程はお答えできません」と話した。

　同局は14日、ジャニーズ事務所に対し書面で経営改革などの対応を急ぐよう求めたと発表。「既存番組の出演者など契約済みのタレント起用を除き、10月の新体制発足で具体的な成果を得られたと確認できるまでは、ジャニーズ事務所への新規の出演依頼は極めて慎重に判断する方針」とした。