今田美桜:3クール連続連ドラ出演 10月期「いちばんすきな花」で4人主演の1人に 自身と同じ26歳の美容師役

連続ドラマ「いちばんすきな花」で主演の1人を務める今田美桜さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「いちばんすきな花」で主演の1人を務める今田美桜さん(C)フジテレビ

 俳優の今田美桜さんが、10月12日に「木曜劇場」(フジテレビ系、木曜午後10時、初回は20分拡大)でスタートする連続ドラマ「いちばんすきな花」で、4人が主演を務める“クアトロ主演”の一人を務めることが9月18日、明らかになった。今田さんがフジテレビの連続ドラマで主演するのは、今回が初めて。今年4月期の「ラストマン-全盲の捜査官-」(TBS系)、7月期の「トリリオンゲーム」(同)に続いて3クール連続で連ドラに出演する。

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 ドラマは「silent」(同局系、2022年)でプロデューサーを務めた村瀬健さんと脚本家の生方美久さんが再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに男女4人の感情を描く完全オリジナル作品。今田さんのほか、多部未華子さん、松下洸平さん、神尾楓珠さんが主演を務めることが発表されている。

 今田さんは、東京・表参道の美容院で美容師として働いている女性、深雪夜々(みゆき・よよ)を演じる。夜々は、純粋に友達になろうとしても、男性からは異性というだけで勝手に恋愛ととらえられ、女性からはそんな姿をねたまれてしまうという経験をしてきており、、「1対1で人と向き合うのが怖い」という思いを抱えるようになる。

 夜々は、周囲に合わせるために思っていないことを口にしたり、取り繕ったりするようになり、そのせいで態度を勘違いされてしまうこともあり、人間に性別がなかったら、きっと自分の悩みの大半は解決する気がすると考えることもしばしばだった。そんな夜々が潮ゆくえ(多部さん)や春木椿(松下さん)、佐藤紅葉(神尾さん)の3人と出会うことで変わっていく……。

 今作の主演のオファーを受けて、今田さんは「この作品は日常的で誰しもが考えたことのある永遠のテーマで、台本を読ませていただいたとき、ぜひやってみたいと思いました。私が演じる夜々というキャラクターをこのチームの皆さんの中で演じられることに今からワクワクしています」とコメント。台本を読んで、「不思議な出会いの4人をずっと見てたいという気持ちになりました。登場するキャラクター、掛け合い、せりふもすごく魅力的で4人が今後どう交わっていくのか先の展開が私も楽しみです」と話した。

 夜々のキャラクターについては、「プロデューサーの村瀬さんに“今田さんをイメージしてます”と言っていただきました。夜々は、勘違いされたりすることに慣れ、あきらめ、人の顔色を伺い、優しさにあふれた子です。そして人間関係が進むにつれ孤独を感じ、カタツムリになりたいと思う瞬間が多くある子です。26歳で同い年の役だからこそ今感じる、感じた経験と照らし合わせながら日々夜々と向き合っていきたいです。ゆくえさん、椿さん、紅葉さんと一緒に楽しく演じられたらなと思っています」と語った。

 そして、「この作品を通じて、見てくださる皆さんとさまざまな瞬間に共感したり、安心したりできたらと思います。皆さんの反応が楽しみです。いろいろな愛があふれ、穏やかな気持ちになるようなこのドラマをチームの皆さんと一緒にお届けしたいです」とメッセージを送った。

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