えなりかずき：「ブギウギ」で朝ドラ初出演　ピアノ・アコーディオン奏者役で

　俳優のえなりかずきさんが、趣里さん主演の2023年度後期のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ブギウギ」に出演することが9月19日、分かった。えなりさんは朝ドラ初出演。

　えなりさんが演じるのは、ピアノ・アコーディオン奏者の二村。福来スズ子（趣里さん）が率いる「福来スズ子とその楽団」の最年少メンバー。

　えなりさんは「趣里さん演じる福来スズ子さんを、日米開戦前から楽団員としてサポートさせていただきます！　暗澹（あんたん）たる時代を明るくたくましく生きていく福来スズ子の姿に役柄としても、自分自身としても勇気をもらいました」とコメントした。

　「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター、笠置シヅ子さん（1914～1985年）が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾（はらん）万丈の物語だ。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。10月2日放送開始。